エアキング~114234

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最初に購入したロレックス。この時計は今回売却した3本の中で最も残したかったもの。売却したのは、同じドレス系として、オイスターパーペチュアル116034の存在が自分にとってあまりにも大きく、位置付けとして似たポジションのこの時計は売ることにした。

エアキングというのは好きである。質実剛健で最もロレックスらしいモデルだとも思っている。おそらく、生きている間に再びエアキングを買うだろうという予感があるのだが、それが現行の6桁モデルではないことだけははっきりしている。おそらく14000(M)か、14010Mあたりの5桁モデル。

何度もここで書いてきたが、SSモデルの、ノッペリとした感じと、6桁特有のやたらとデカいラグはどうにも苦手で、それは現行エアキング114200シリーズでも感じてきたことであった。それを払拭してくれたのが、WG(ホワイトゴールド)のフルーテッドベゼルで、初めて見た114234に魅せられた。

私の左腕のサイズは16cmである。身長は173cm。今はデカ厚がブームだが、本当に体形と腕周りから合わすのであれば、34~36mmこそがジャストサイズだろうと思う。ガッシリした人は別だが、痩せた人のあまりにも極端なデカ厚時計は、恰好悪いというよりも滑稽に映ることがあるから要注意だ。それとこの時計は女性に似合うと思う。下手なレディースのロレックスよりもよっぽどおしゃれだ。

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さて、このエアキングは最も廉価なロレックスと多少低いポジションに位置付けられているが、逆にいえば、無駄なものを一切排し、最古のペットネームを維持した最もロレックスらしいモデルとも言えて、流行にとらわれることなく、エアキングをさらっと着用することは悪くないと思う。

ちなみにペットネームとは愛称のことで、エアキングは現在まで残った唯一のペットネーム。“空気王”の意味は誰にも教わっていないが、おそらくは着けていることを感じさせないぐらいに軽いが、それでいて王のような存在感があるという意味だろう。恰好いい愛称ではないか。

出荷国ドイツ、V番のこの時計、日差もほとんどなく、ストレスを感じることはまったくなかったので、ロレックスデビューとしては理想的だったのかもしれない。着用したのは、2011年の秋から2012年の春までの約半年間。大事にしてくれる人の手に渡ればうれしい。
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最初に買ったロレックス

仕事が少々たてこんでしまい、当分の間は更新が出来そうもないため、最初はまた休載させてもらおうかと考えた。だが、いや待てよ、このブログはもうスタートしてから3年以上の歳月が流れており、ここで振り返ってみても良いのではないかと、勝手に考えたわけである。いくつかを読み返してみると、価格の差異など中々おもしろかったりもする。というわけでテレビでいう再放送。怠慢で誠に恐縮だが、しばらくはリバイバルアップとさせていただく。その代わりに1日か2日ペースでアップしていくこととするが、全部再掲すると200日以上かかってしまうので、適当に間引きしながら進んでいくこととする。

では以下より。記念の第1回目の記事である。


40代にしてロレックスにはまってしまい、仕事を終え帰宅してから(それはだいたいは深夜なのだが)、ひと風呂浴びて寝るまでの1~2時間、毎晩毎晩ネットで時計ショップの新入荷情報や楽天ショップの新着をチェック。そんな日がここ数年続いており、完全に遅咲きの時計オタ、ロレオタと化してしまった。これだけ好きなのだから、少しずつ文章にして、日々思ったことや目にしたことを残しておくことにした。

ブログという形で公開にしたのは、それなりの緊張感を持ちたかったからで、事実見ず知らずの他人が読むであろうことは意識するが、このブログは極めて個人的なつぶやきの場でしかなく、それ以上の意味や意義はない。書くのは仕事が終わってからの深夜に推敲もせずにダラダラと書くであろうから、拙いものになるであろうことを最初に書いておきたい。だいたい毎晩酒飲んでるし。

ロレックスを最初に買ったのは2011年の秋。それまでも趣味として何十個もの時計を所有していたが、ロレックスだけはあえて避けていた。買おうと思ったきっかけは、ちょっとここでは書けない個人的な事情。何か思い切ったものを買おうと決め、考えに考えたあげくの結論がロレックスだったことは我ながらチープだと思ったが、調べていくうちにどっぷりとはまっていくことになった。その没頭した時間が自分を救ってくれたこともありがたかった。

最初の購入まで3ヶ月間ぐらいだったと思うが、まあ自分でもよく調べたもので、ネットや雑誌で知識を得てゆき、いろいろなショップも見て回り、所有していないくせに結構なロレ通になったのであった。また、いろいろなシーンで人の袖口を意識するようになると、至るところにロレックスを目にすることが多く、こんなにもたくさんの人が高額な時計をしている事実に驚く。それは電車内や街角での見ず知らずの人々にとどまらず、社内や仕事関係の知り合いも結構身につけていることを改めて知ったのであった。そうなると、あまり被りたくないなあという思いが強くなり、できるだけ希少なものからスタートしようと決めたが、この“希少性”はそれから数年経った今も自分の購買基準の重要なファクターになっている。

最初に買ったロレックスは同社最古のペットネームを持つエアキングである。エアキングだった理由はシンプルで、自分の腕が細いから。体型はごく平均的な日本人のそれだが、手首は16cmあるかないか。なので今でもデカ厚時計は好きではない。しかもこのロレデビューは40代、シンプルなドレス系から入っていったことは自然だろうと今は思う。ロレックスの廉価モデルとして馬鹿にする者もいるようだが、そういうことを気にする必要はない。他人の評価など下らないことだ。誰もが信じる道を行けばよい。何度か中野や渋谷の並行ショップに行って、ケース越しに眺め、買うのはやはりエアキングと決めた。

通常のステンレスの114200ではなく、WGフルーテッドベゼルの114234を探したのは、上で書いたように少しでも人とかぶりたくなかったのと、ネットの画像で見たあのキラキラ感にやられたからなのだが、これがなかなか見つからない。色々な時計ショップにメールで問い合わせをするも芳しくない結果が続いたのだが、この時期のことが自分をロレ沼に引きずりこんだ気がする。楽しいのだ。買うことよりも、探しているときのほうが何倍も楽しい。旅が、そのものよりも、出発前にあれこれ考えたり準備したりしている時期のほうが楽しいのと似ている。

ある日、渋谷の宝石広場のHPに114234の白文字盤が新着アップされていたので、仕事の合間に見に行ったのだった。駅から東急本店に向かう通りの右側、中もシックな良い店。そこでお目当ての時計114234とショウケース越しに眺めて初のご対面。思っていた通りの外観。結局、その週末にその時計を買った。368,000円。ギャラはドイツ。店員が「100なのでイタリアかドイツです」などと適当なことを言ったことはお愛嬌。こちらはこの数か月でロレの知識はそれなりだったので、おいおいと思ったがまあ黙って大人の対応。

もしロレックス出荷国クイズ選手権でもあれば結構勝ち抜けるほどの知識はあった。「100ドイツ」「110フランス」「208ギリシャ」「413韓国」「780ブラジル」「410ジャパン」「888香港」「170イタリア」「150スペイン」てな具合。まあ実社会ではほとんど役に立たない。

帰宅して、箱から取り出して眺めた。自分の元へやってきたそれはキラキラ光っていて、チチチチチと自動巻き特有の時を刻んでいる。やはり感動的で、幸福感に近い感覚すら抱いた。小ぶりで迫力はないけれども。それが私のロレックスとの最初の出会い。腕につけて理解した。これは時間を知るための道具ではないと。では何だと問われてもなかなか上手い答えをここで記すことはできないし、多分まだ自分でもわかっていない。このエアキングに始まって、今では複数のロレックスを所有しているが、自分をここまでひきつけるこのモノたちは一体何なのか、このブログはそれを探すためのものなのかもしれない、などと思ったりもしている。

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