シードゥエラーVシリアル

先週、正確には金曜日深夜24時にJYKコレクションのブログで旧シードゥエラー16600の最終Vシリアルがアップされた。JFKコレクションブログ

840,000円という値付け。ロレックス全体の相場が上がって高値安定の今、タマの少ないモデルだけに仕方のない価格にも思える。完全未使用なら後5万円ぐらい高く、ただの中古なら逆に後5万円ぐらい安かったのかなと勝手に推測する。今現在SOLDになっていない。

あまりマーケットに出てこないタマであることは確かだが、GMTマスターⅡMシリアルほどではなく、半年に1回ぐらいはポコッと市場に出てくるという感覚を持っている。ただ、デッドストックとして出てくることはほとんどないので、この未使用に近いシードは貴重といえば貴重。

未使用だがブレス調整跡があるとのこと、このあたりはよくわからない。ブレス調整をしたのなら使えばよいし、コレクションするのならブレス調整などしなければよいのにと思うが、まあ大きなお世話といわれてしまえばそれまで。出荷国はイタリア、私のV番と同じ。私が知る限り、シードの最終V番はイタリアが妙に多い。日本の正規店には卸されなかったようなので(多分)、出荷地域が限定されていたのかもしれない。ちなみに私が購入したシードも中途半端に裏蓋とサイドに保護シールが残り、ブレスの保護シールのみ剥がされている状態だった。保護シールひとつにも、所有者の葛藤が垣間見えておもしろいが、そんな時計はロレックス以外にはないだろう。だが、やっぱり保護シールを残したまま、ブレス調整をするという感覚はちょっとわからない。
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保護シール

私はロレックスを日本の正規店で購入したことはないのだが、最近あるロレックス好きの人のホームページを読んでいて、とても嫌な事実を知った。なんでも、日本の正規ショップでは、購入した時計の保護シールをその場で剥がしてしまうという。さらにはグリーンタグやスリーヴ(白い筒ケース)までも没収してしまうとのこと。ひどい話である。

これは転売を防止するためのメーカーとしてのショップへの指導なのだろうが、それを読んだときに自分の気持ちに起きた何とも嫌な感覚は、その行為がすべての顧客に対して結果として転売を想定しているということに行きあたるからだ。価格差がどうであれ、ブランド品は正規ショップで買うと決めているありがたい客に対しても、ひじょうに失礼であるという事実を日本ロレックスはどの程度認識しているのだろうか。中には新品のロレックスを買った感動や幸福感を数日味わいたくて、しばらくそのままの状態を眺めて過ごしたい者もいるだろうし、当面はコレクションしたい者もいるだろう。どのような使い方をしようとそれは顧客の勝手ではないか。

もちろん実際に転売を目論む者もいるのだろうが、それだってそんなに悪い行為だろうか。確かに円安に振れている今、並行品のほうが高かったりもするから、差益で儲けようとする者もいるのかもしれないが、そこに日本ロレックス側の供給の問題はありはしないか。

ショップが保護シールを剥がすというのは、顧客の目の前で顧客が買ったばかりの商品を中古化する行為である。さすがにやり過ぎだと思う。まあそんなことも商品力があるからできることではあるし、現行品にほとんど関心がない私にとっては無縁な話でもあり、またその場でブレス調整をしてもらって左腕にはめて店を出ていく人にはどうでもいい話ではある。だが、買った物をどう扱おうがその人の自由であるという思いは拭えない。

過去購入した中古ロレックスに、昔のグリーンの裏蓋シールまでがビニール袋に入れられて付いてきたことがあり、ああ前オーナーはうれしくて捨てられなかったのだなと微笑ましい気持ちになったことがある。私はそのシールへのこだわりはないのだが、大事に保管しようと思った。前オーナーのそういう行為というのは、本来はメーカー冥利に尽きることだと思うのだが。

私個人は保護シールとスリーヴはどうでもよいが、グリーンタグとベゼルカバーについては少々こだわる、いやあったらうれしい、いやいや自分のブログだから正直に書こう。明確に欲しいデス。

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普段使いは旧シードゥエラー16600

ここのところ普段使いはシードゥエラー16600をメインとしている(たまにGMTマスター16700)。腕周りが細いのでなかなか馴染まなかったものの、ブレスを逆付けするようになってから随分とストレスは軽減した。とにかく私の腕にはゴツい。ケース径はそうでもないが、厚みと重さは結構なもの。仕事中にたまにブレスを外して机の上に置くのだが、腕が軽い軽い。そんなことを言っていたら、ディープシー愛好者に笑われてしまうのだが。

使ってみて、この時計はすばらしいと心底思う。ロレックスは何本も買ってきたが、購入した際の快楽以上のものを与えてくれているのは、今のところこの時計だけかもしれない。重いけど、それだけ存在感があり、よし、もうちょい頑張って働くか!という気にさせてくれる、そんな時計。我が良き相棒。この時計をしていると、最終品番とかどうでもよくなってくる。

久しぶりにこの時計の中古市場を調べてみると、あまりタマは出回っていないようで、いつの間にか相場もずいぶんと上がってしまっているようだが、狙っている人は今の内にぜひ。ディスコンモデルだけに、これからあまり価格が下がる要素はないように思える。JFKコレクションのF番、イルソーレのZ番あたりが個人的にはおすすめ。ともに50万円台前半。

ロレックスというブランド

私は一般的なブランド品にはほとんど興味がないのだが、それを言うと知り合いや友人たちはロレックスこそが典型的なブランド品ではないかと口を揃えて言う。そうなのかなと思いながらも、気持ちのどこかに違和感を抱いてしまう。そのことについて少し書いてみたい。なぜならその違和感こそが私のロレックスに対する行動や思考の、多少他人と違う部分が潜んでいる気がするからだ。

服や靴、バッグや眼鏡など身につけるあらゆる物をブランドで固めたい人などは、基本的には人目を気にしてのブランド志向である。ヴィトンの財布は誰が見てもヴィトンとわかるデザイン柄だからこその価値なのであって、もしも外から見て何のブランドだかわからない図柄ならその価値は半減するはず。他人から「この人はルイヴィトンの財布を持ってるんだ」と認識してもらうことが大事。だからブランドメーカーは誰が見てもわかるように、自社ブランドのデザインを普及させることにやっきになる。ヴィトンやグッチのデザインやロゴがよい例。

従って、ブランド品とはその価値を知る他人への自己表現だといえる。富裕であること、おしゃれであること、流行に敏感であること、まあ他にもあるだろうが、あくまでそれを認識する相手があってこそのブランド価値。だから、人は街へ繰り出すときや誰かと外で会うときにブランド品を身につけるが、逆に言えば、極端な話、3ヵ月間南極や誰も生存していない孤島に行くことになったら、誰もヴィトンの財布は持って行かないだろう。ジャングルの奥地でも同じ。汚れるだけだし、そもそもペンギンやワニはブランド品を見て、「すご~い」などとは思ってくれない。それはその価値を知る人々の中にいてこそ効果を発揮する。

では私はどうなのだろうと考える。私はロレックスをこれ見よがしにさらしたことがあまりない。私は半袖シャツのその無防備な感じが嫌なので、夏でも長袖シャツを着る。従って一年中左腕のロレックスはシャツの袖に隠れているのだが、あまり人の目に触れないように気を遣うことの方が多いし、仕事上の重要な席では外すことにしている。それはこれまで自然にしてきたことなのだが、どうも私は左腕のロレックスを見せびらかしたくない傾向があるようだ。

だが、南極や無人島にでも行くことになれば(ないが)、私は嬉々としてロレックスをはめて行くに違いない。

これは一体どういうことなのだろう。そこのところを少し掘り下げてみると、どうも私は上に書いたようなブランド志向の人とは真逆のタイプであるようなのだ。そう認識したほうがよさそうだ。ロレックスを所有することに自己満足はあっても、そこに他者への自己表現はない気がする。私は自分をオタクと思ったことは一度もないが、時計に関してはそうなのかもしれない。そして結構多くのロレックス好きは、実は私と同じタイプなのではないかと思う。

ここから話は中古品のことに向かう。少々強引だがもう少しお付き合いを。私はこれまで保証書のない中古ロレックスが市場にあまりにも多いことが理解できなかった。なぜロレックスほどの時計を購入したのに、その価値を証明する大事な保証書を失くしてしまうのだろうか。あるいは保証書のない中古ロレックス(ヴィンロレ除く)を買うのだろうかと。もっと言えば、保証書のついていないロレックスがなぜあんな値段で売られているのであろうと。

そのことが、上の思考を経たことでようやくわかりかけてきたのだ。ブランドとしてロレックスを所有する人にとっては、家に置いてある保証書などにそれほどの価値はなく、ロレックスを身につけていること、それを他人に認識してもらうことこそが大事なのだと。多くの人にとってブランド品を身にまとうとはそういうことであり、保証書や付属品の一切ない中古ロレックスでも一向に差し支えないのだということに遅まきながら気づいた。

そして専用ケースに収納したロレックスを眺めてにんまりする私やあなたもまた間違ってはいない。緑のタグや赤いクロノメータータグの有無にすらこだわり、ブレスが汚れれば洗浄し、決して投げるようにデスクに置いたりせず、間違ってもガラス面を下にして置いたりもしない。他人にはわからないのにシリアルや文字盤の違いにもこだわり、時計屋のサイトを日々チェック。それもまた間違っているわけでもない。

どちらが良いとか悪いとかではない。ブランドなど自己表現だろうと自己満足だろうと、所詮は虚構である。正しいか間違っているかで論じても意味はない。そのブランド品が高かろうが安かろうが自分の稼いだ金で楽しんでいるのだから、人はそれぞれの考えや感性で生きていけば良い。

最後に蛇足だが、今回の文章を書いていて、世の中からパチモンがなくならない理由が少しわかった気がする。そういう人たちの需要もあるということか。それはもちろん間違ったことであろうが、私はやはりそれもまた正誤で論じても意味がない気がする。パチものを買うなど“虚”の典型ではあるが、その反対側の、大枚はたいて正規品を買うという一見正しいと思えるその向こうにも、やはり違う大きな虚が口を開けているように思えてならないからだ。おそらく私もまた大きな虚構の中にいる。だが、だからこそ、虚から実へとあがきながら進むことがこのブログの目的でもあるのだと、改めて今日ここに書いておく。

最初から結論があって書くタイプではなく、むしろ書きながら思考を深め自己確認していくほうなので、今回は思いの他、長い記述となってしまったが、少し胸のつかえが取れた気分である。

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このブログについて

このブログを始めた頃は訪問者は自分だけなどという状態で気楽なものだったのだが、最近カウンターの消化が早いなと思って、アクセス集計というものを見てみたら、多いときは一日に500近いページビューがあることを知って心底驚いたのであった。何だか恐縮している次第である。時計について知りたいことがあってyahooで検索していると、自分のブログが表示されることもあり少々気恥ずかしい。

毎晩帰宅は24時半頃。ひと風呂浴びてパソコンに向かうのが25時。小一時間ほど酒を飲みながら、時計屋のサイトを覗いたり、このブログの文章を書いたりして適当に就寝する日々。翌朝は通勤の電車の中、一応スマホで自分のブログをチェックする。読みながら我ながらよくやるなあといつも感心する。ちなみにスマホではPC版で見たほうが読みやすい。

ロレックスに関してはまだ2年ぐらいなのだが、実は10年ぐらい前から安い時計の収集癖があり、ある時期は27本も所有していた。メーカーはオメガ、タグホイヤー、ブライトリング、セイコー、シチズンなど。それがまあ色々あって、少し人生観も変わり、年齢的にもいい年になったので、そろそろ生き方を変えなければと思うようになった。

“色々”の中で大きかったことがふたつ。ひとつは結果的には誤診だったのだが癌の疑い有りで数週間病院で検査を受けたこと。もうひとつは3.11の東日本大震災。人生観の角度が変わった。明日も明後日もあることを前提に生きることはやめようと思った。今さらながら人の命には限りがあり、そして人生はいつ何があるかわからない。いきなり自分の思いとは関わりなく断ち切られてしまうこともある。後何年生きられるのかはわからないけれども、今生きていることに感謝の気持ちを持ちつつ、残りの人生を日々大事に生きていこうと思ったのであった。

そんな感情の中で、人生をともに刻む相棒として、本当に大切な時計が1本だけ欲しいと思った。身の周りにあった多くのモノを処分した際に、27個の時計も売ったり、人にあげたりしてほぼ手放した。そしてそれまで禁断としていたロレックスの扉を開けたのが2年前のこと。

ところが見事にというかぶざまにというかロレックスの魅力にずっぽりとやられてしまって、1本だけでは済まず、今は7本所有する始末。3本売却したから、購入は10本ということだ。まだまだ未熟者である。物欲から離れようと思ったのに、強烈な物欲に絡め取られてしまった忸怩たる思いがこのブログのベースにはある。だが、ロレックスという最強の実用時計とともに、単なる物欲のその向こう側に行きたいという強い意志もまたある。そこに何があるのか、それが何処にあるのかはまだわからない。それと同時に、基本的にはストイックな生き方をしているので、やや贅沢ではあっても時計の趣味ぐらい自分に許してもいいではないかというやや軟弱な気持ちもあり、このブログはその両方の間を揺れながら多分この先も続く。

拍手コメントでコメントをくれている方々や非公開でコメントを書いてくれた方に感謝。最近まで気付かなかった。つたないブログで誠に恐縮であるが、無理せず自分のペースでこれからも書いていこうと思っている。

ブレスの着脱、駒調整など

最近はちょっとうれしいことがあって、別に大したことでもないのだが、ブレスの着脱がとてもうまくなってきたのである。今は梅雨時で夏も近く、帰宅してブレスを外すと裏蓋やブレスが汗で濡れていることも多い。なので週に一回ぐらいは洗浄したいとずっと思ってきた。だがラグに横穴のないモデルのブレス着脱はなかなか難しく、慣れるのに結構な時間と回数が必要であった。

前に「旧シードゥエラー16600のブレスを逆付けという記事を書いた頃はまだ下手くそで、結構時間もかかっていたし、傷もつけたりしていたのだが、さすがに何度もトライしている内に慣れてくるもので、最近は楽勝となりつつある。習うより慣れろを地でいったわけである。

外すときはバネ棒のYの部分でバネ棒の出っ張りを下に押し下げ、その際に指、特に人差し指でフラッシュフィットを表側(文字盤の方)から押してバネ棒が片方の穴から少しだけ外れるように力を加える、そのコツがつかめれば簡単である。片側が穴から外れた状態を維持しながら、反対側のバネ棒を同様に外すのである。

問題ははめるときで、最初はこちらの方が難しいのだが、バネ棒をラグの裏側にあてがい、片っ方を指で仮入れしてから、もう一方のまだ出っ張った方のバネ棒をバネ棒外しでカクンとはめ込んで、クイックイッと動かせばパチンとはまる。大事なことは、ラグの裏側にバネ棒をあてがうこと。最初はそれがわからなかった。とまあ書くのは簡単であるが、要は慣れである。私は外すのもはめるのも、それぞれ30秒ぐらいで出来るようになった。セロテープでラグの内側だけでもマスキングすれば傷もつかない。

もっと簡単なのは駒調整。最初に買ったロレックスを丸の内に持ち込んだら2,000円も取られてしまったが、自分でやってみると、その技術料の貨幣価値は100円もない。大楽勝である。ただし普通のマイナスドライバーでやっては絶対に駄目。まずネジをなめる。スポーツ系のオイスターブレスなら1.5か1.6mmぐらいの平らなマイナスドライバーが必要なのだが、できれば専用のドライバーを購入したほうがよい。下記のロレックス専用ドライバーは4,000円近い価格だが、使い心地は感動的なほどである。どれだけ接着剤で固く締められていても、このドライバーなら楽に駒を外せる。マイナスの部分が平らなのがミソ。私は楽天で購入した。上の赤いのがオイスターブレス用、下の青いのがジュビリーブレス用である。

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ひとつだけコツを。回しては駄目。時計の駒に限らず、みんなこれでネジ山をなめてしまう。ネジの基本は押し。押すほうが7割、回すほうが3割、この感覚である。

デッドストックは触ることも避けているくせに、いざ普段使いするとこういうことを気にしない自分の感覚は多少不思議であるが、昔中古で買った車もいじりまくったので、私にはそういう癖(へき)があるのだろう。どちらかというとぶきっちょな方であるが、ただ言えることは、楽しいのである。前回アップしたGMTマスターⅡの裏蓋を今週末にでも開けて、この目でcal.3186を確かめてみようと思っている。オイスターケースをである。怖れを知らないというか何というか。

cal.3186搭載GMTマスターⅡ16710Zシリアル

500円玉貯金が溜まるまでロレックスを買わないと宣言したくせに買ってしまった。個人のブログとはいえ、公に書きながら結果的に嘘を付いてしまって申し訳ないと思うし、初志貫徹できなかったことについて情けないという思いも多少はあるが、この個体だけは買わずにいられなかった。中古のGMTマスターⅡ16710Zシリアルのcal.3186。ショップは前回14270について書いた秋田のライジングタイムさん。先週の深夜にHPで発見して即買いした。

実は16710のMシリアルを海外のショップをまわりながら探している頃に、M番と同じcal.3186が搭載されたZ番最後半の個体もひじょうに入手が難しいことを知った。基本的に16710のムーブメントは3185だが、Z番の後半のどこからかとM番のみ3186に変更された。秘密主義のロレックスらしくその経緯については謎であり、公に発表もされてはいない。日本でそのことはあまり話題にはなっていないが、海外ではZ番のcal.3186搭載モデルの価格はとても高いことは事実で、とにかくM番同様に玉がない。ともに希少であるがゆえに、自分の思いとしてはもし手に入れることができるのならば、もうどちらでもよいという気持ちだった。

結果的にM番を入手できて、それはとても幸運だったのだがが、惜しいことにギャラなし。私はこれまでギャラなしのロレックスを買ったことはない。日本ロレックスにOHに出して無事に国際サービス保証書が発行されたことで、気持ちにケリをつけたつもりではあったのだが、先週Zシリアルを発見し、それが日本のショップであり、ギャラをはじめ付属品完備であるのを知り、さらにショップが公開してくれていた裏蓋を開けた画像(そこにはしっかりと3186の数字が刻まれていた)を見たら買わずにはいられなかった。

価格は当時の定価よりも遥かに高いが、CAL.3186搭載の16710は海外でもプレ値がついているのを知るだけに、自分としては納得の価格。とはいえ予定外の出費だったことは事実なので、この購入により、手持ちのいくつかをリリースする予定。苦行の500円玉貯金も継続する。

時計は昨日届いたばかりで、鼻歌を歌いながらクラスプ位置と駒の調整をすでに済ませた。裏蓋周辺にやや小傷ありだが、あまり気にならない程度。てっきりZの80万か90万番台だと思っていたら70万番台であった。詳細はまた後日アップすることとしたい。

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114270の中古を探してみた

先週末は久々にネットで真剣に時計ショップを回った。目的は良質な旧型エクスプローラー114270探しである。以前500円玉貯金のときの記事で、「25万円の114270を買うなら500円玉が500個~」などと書いたが、いざ探してみると25万円で買える旧エクワンなどどこにもない。何ということだ。ひどい高騰ぶりである。ZやMあたりの中古で30万円台半ばというのは、さすがにきつい価格。物の価値とはそうして移ろいゆくものだということを痛感するが、本当にこの値段で物が動いているのだろうかと、さすがに疑問を持たざるを得ない。

旧エクスプローラーは人気モデルだったので玉はそこそこあるのだが、私が求める個体がなかなかないのだ。保証書は必須、他の付属品は欠損していてもいいし、ケースやブレスに傷もそこそこはあってもいいが、出来ればノンポリッシュでZ番以降というもの。価格はせいぜい30万円程度。これが意外とないのだ。

そんな中、ちょっと気になったのが、秋田ライジングタイムさんの未使用(に近い)14270のAシリアル。→ここ エクワンとしてはふたつ前のモデル。14年前の個体なので、さすがに状態に不安を感じる人もいるだろうが、粗雑に扱われていた中古よりは段違いに信頼できる。それは、やはりほぼデッドストックに近かった同じAシリアルの16700に、今のところまったく不具合を感じていないことが大きい。やはり時計は使うことでへたるのだろう。114270を探している人も多いと思うが、下手に酷使され、それを隠すためにガシガシ研磨された個体を買うぐらいなら、こういうデッドストックもターゲットにしてよいと思う。

このほぼ未使用の14270は最終に近いモデルなので、ルミノバのダブルロック仕様、値段は368,000円と絶妙な値付け。でも哀しいかな、我が500円玉貯金では道のりはあまりにも遠い。いい価格だからすぐに売れてしまうだろう。最近では職場の仲間が「500円玉あるよ」と頻繁に持ってきてくれるようになり、そうなるともう貯金というよりただの両替なのだが、それゆえ急ピッチで貯まり始めている。その代わり、当然のことながら財布からお札が急ピッチで減っている。このぐらい徹底しないとロレックスには届かない。目標があるのはいいこと。明日からもがんばろうと思う。話を戻すと、ここのラインナップはなかなかで見ていて楽しい。最終品番であるP番の美品も売られている。本当は114270ランダムが一番気になっている(苦笑い)のだが、値段は絶対に手が出ない678,000円。と思っていたら、目出度く売却となった模様。

後はやはり114270を新品で買うなら吉祥寺のDUELさんかと。為替相場の影響でここ数週間だけでも価格が5~6万円変動しているが、うまくいけば当時の定価ぐらいの価格で入手できる。先日聞いた際には、Vシリアルとのこと。とはいえ私はこのモデルに関しては新品を買う予定はない。というか、今後ロレックスの新品は買わないつもりでいる。

絶対に次は114270と決めているわけではない。何といっても、私はつい2ヶ月ほど前まで114270のGシリアル(デッドストック)を所有していたのだ。ほぼ購入金額と同額で買い取ってもらったのだが、なぜまた?と思う人も多いことだろう。このモデルを売却したことにはちょっとした理由があり、それはいずれ書くこととするが、このサイズ(36mm)がベストという思いだけは変わらない。今後ロレックスが大型化していくのならなおさら、絶対にキープしておきたいモデルである。

これはお買い得かも

今日は本当はもっと長い記事をアップしようと思っていたのだが、なかなかまとまらないので簡単に別の話題を。

ONOMAXさんのHPでよさげな旧グリーンサブが598,000円で売られている。日本正規品のZシリアル。画像を見る限り、ベゼルカバーとグリーンタグ以外は付属品も完備している。明日では遅いかもしれないので、探している人は今夜中にメールだけでも送ってみてはどうだろう。現時点で商談中の表示はない。

それとwhat's newの6月5日のところにこのモデルが3本入荷と記載がある。これはそのうちの一本だろうから、本気で探している人は入手のチャンスかと。ここのブログには16610lvの検索で来る人が多いので一応記載しておく。

ただ、もしかしたらこれから本格的な夏、そして秋にかけて市場にブツが出てくる可能性もある気がしている。日本ロレックスの値上げもまだわからないので、もう少し様子を見るのも手かもしれない。ここ数か月の価格高騰があまりにも酷かったことは事実なので。今日はこの辺にしておきます。

JFKコレクションでGMTマスターⅡ16710のMシリアルが

先ほどJFKコレクションのブログにGMTマスターⅡ16710のMシリアルがアップされた。入荷待ちの人へ案内中とのこと。画像を見る限り状態は良さそうだし、付属品はほぼ完備、日本ロレックス正規品でOH済みという中古としてはほぼ完璧な個体。これをゲットできた人はラッキーである。ちなみに価格は掲載されておらず、おそらくは80万円ぐらいではないかと勝手に推測する。

JFKコレクション

私が知る限り、今現在入手可能なMシリアルは、他では国内においてはクォークの委託品(998,000円)だけである。海外でも大体このぐらいの値段で高いといえば高い。だが、物の価値は全員に共通のものではない。欲しい人はいけばよいし、馬鹿馬鹿しいと思う人は馬鹿馬鹿しいと思っていればよい。それぞれの基準があって然るべき。まだ未入手だった頃、私は8000ドル以内と自分で予算を決めて、このMシリアルを海外のショップで探したが非常に苦労した。今となっては懐かしい。何度も言うが、今回これを買えた人はひじょうにラッキーだ。会うことはないが、心よりオメデトウと言いたい。

好きだが買わない時計

今は自粛期間で時計探しもおざなりなので、自分が買わないだろう“好きな時計”について書いてみたい。まず新型グリーンサブマリーナ116610lv。あの文字盤のグリーンは実に美しい。6桁特有のラグがデカいというマイナスを補って余りある。ちなみに最近のロレックスの座布団とも揶揄されるデカいラグは、何度かの研磨に耐えうるようにああなっているという書き込みを読んで、思わずハハハと笑ってしまったのだが、あながちウソではないのではと勘ぐってしまう。所有者の多くが述べているように、たぶんあれには慣れる。人間は慣れる生き物。新型グリーンサブの奇抜な色だって、出た当初は不評だったはず。

この新型グリーンサブは本心からすばらしいと思うのだが、前にも書いたように、私にはまったく似合わない。別に必要以上に自分を卑下するわけではないのだが、何というか輝きの薄い人間というか、華のない人間には似合わない気がするのだ。私は中学生の娘から、「パパは黒か茶色系の服以外は似合わないよ」と言われた男だ。自分でも納得。

同じ理由でおそらく買わないのが、ヨットマスター16622。ジャックロードで初めて見たときに、何て恰好いい時計だろうと思ったものだ。あのキラキラしたプラチナベゼルと赤い針の配色、そして鏡面仕上げのブレスが、高級感と恰好良さのバランスを絶妙に保っている。このシリーズはメンズ、ボーイズ、レディースと3つがあり、家族揃ってヨットマスターを身につけるというコンセプトがある。週末に葉山のヨットハーバーへ行くようなファミリーはぜひ。私には無縁だ。ちなみにこの時計はネットや雑誌の写真より、実物は数倍恰好よい。

少し渋いところでは、先ごろディスコンとなったターノグラフ116264。これも赤い針が映えておしゃれなモデルだが、この程度ならそれほど抵抗はない。並行輸入品のターノが30万円台で買えた時代に、真剣に買おうかと悩んだことがある。ロレックスに興味を持ち始めた頃だ。この時計は最後の最後まで不人気モデルだったが、その理由は何となくわかる気がする。ケース径が今の時代にしては小ぶりだし、スポーツ系でありながら、フルーテッドベゼルがオジン臭さを出しており、そのアンバランスさがどの世代にも受け入れられなかった要因ではないか。若者にとってはオジン臭く、オヤジにとってはガキっぽいというか。だが、このモデルは将来高騰すると当たらない予言をしておく。これも現物のほうが数倍見栄えする。オイスターブレスの黒文字盤が好みだ。

次にデイトジャストⅡ116333グリーンローマン。これは痺れるほど恰好いいと思うのだが、いかんせん存在感があり過ぎるというか何というか。とにかく圧倒的な時計。恰幅が良くて、ブランドのスーツをばっちり着こなし、苦み走った色男がこの時計を左腕にしていたら最高だ。自信のある人は是非とも。

好きだが買わない時計といえば、今のところはこの4つぐらいだろうか。以下、逆にあまり関心がないモデルについて。

ディープシーは私の細腕ではさすがにアウトなのだが、一時期真剣に欲しいと思ったことがある。こういう究極的なまでのスペックは好きだからだ。だが、某時計店でもの凄く下品なオッサンがこの時計を買って大騒ぎしているのを目撃してから一気に冷めた。そういうのって分かる人には分かってもらえると思う。その御仁の写真が今も時計ショップのブログに掲載されているのだが、さすがにリンクを貼るのはやめておく。私にとっては、ディープシーイコールその下品なオッサンのイメージが出来上がってしまった。不幸なことだ。

エクスプローラーⅡは不思議と食指が動かないモデル。たぶんあのベゼルが駄目なのかとも思うが、現物を見てもこれまで欲しいと思ったことが一度もない。サブマリーナデイトは旧型16610lnの購入を考えたことがあるのだが、あまりにも典型的なロレックスのスポーツモデルで、おもしろみを感じることがなかったのと、周りにこれを持っている人があまりにも多いので、新旧ともにパス。ロレックスの王道モデルであることに異議はない。ミルガウスもいい時計だとは思うのだが、やはり私には遠い時計。これについては上手く言い表すことができない。

デザインに対して非常に好き嫌いがはっきりしているだけに、過剰なまでのロレ沼にはまらないで済んでいる気がする。それと好きなデザインが自分には似合わないという分相応な意識。これにも助けられているかと。ただし他人がつけているロレックスについて、あまり否定的に感じることはなく、むしろ「おっ、ロレックス!」と反応することの方が多い。

それとロレックスが本当に好きな人と、単にステータスとしてとりあえずロレックスを身につけているだけの人、この違いだけは嗅ぎ分けられるようになった。どちらがいいとか悪いとかの問題ではない。今日はこのあたりで。

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デイトジャストⅡ116333グリーンローマン(持っていないので、ジャックさんの画像を借りました)

ロレックス雑感

週明けの今日、株価が大きく下落し、このまま円安へ突き進むと思われた円が98円台へと戻った。為替や株の動きを見極めるのは難しい。当分ロレックスを買うことは自粛しようと決めており、手持ちを寝かせておくのも何なので、最近株の口座を開設して勉強中なのである。あまり深入りする気はなく、入金したのも30万円ほどだが、無理だろうと思って安い指値で指定しておいた銘柄がいきなり今日の株安で買えてしまった。

ここのブログも訪問者が日々増えており、喜びというよりは戸惑いを感じている。あまり有益な情報もないし、個人のつぶやきのような文章なので何だか恐縮してしまう。「ロレックス 値上げ」や「ロレックス高騰」という検索ワードでたどり着く人が多いようだが、現行品で欲しいモデルがある人は、円の動きとは関係なく正規ショップで購入しておいたほうがいいです。20%ぐらいは定価が上がりそうなので。998,000円のグリーンサブって嫌でしょう?

毎晩帰宅は24時過ぎで、26時頃の就寝までにつらつら書くことが多いのだが、実は下書きに入れてある文章が20ぐらいはあり、よくもこんなにロレックスについて書くことがあると我ながら感心してしまうが、このままいけばそのうち興味が薄れていく予感もしている。それはロレックスというブランドが向かおうとしている方向に自分が共感できそうもないからで、そのことについては近いうちにアップしようと思っている。
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