葛藤は続く

おもしろいもので、ここしばらくは新しいロレックスを購入する気はなく、ここまで買わないで我慢すると、さすがのロレ熱も冷めるものだなと思い、そういえば最後にロレックスを買ったのはいつだったかを確認しようとこのブログの過去記事を読み、そして愕然とした。いや、マジな話、驚愕であった。

6月に16710Z番を買っている。たったの2ヶ月前である。嘘だろう~?と、声なき声を上げた。感覚的には7~8ヶ月は購入していないかと思っていた。

さらに読み進めると、その前月の5月に同じ16710のM番を、そして4月に16700を買っている。3ヶ月で3個の爆買い。黒、黒赤、青赤のGMT3兄弟そろい踏み。何てこった!稀少なあのM番入手がたった3ヶ月前?遥か昔の感覚である。

怖ろしいと思う。心底そう思う。正直に書くと、私は相当に我慢した。キリがない、どこかで歯止めをかけようと。このブログはそのために書いているといっても決して過言ではない。書くことで何かを吐き出し、そして、それは実のあるものだと感じていた。最近の自分は偉いと褒めすらしていた。それが、たった2ヶ月とは。まったくトホホである。

だが、と思い直してみる。もしかすると私は本当に一時のロレ沼から抜け出しつつあるのかもしれないとも思う。しばらく続いた強烈な渇望から、懸命な意思によって実際の時の流れ以上に遠くへ来れたのかもと。濃密な時間が流れたのだと。そうでも思わないとやっていられない気持である。ロレックスと私の心の葛藤はまだまだ続くのであった。

GMT3兄弟
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GMTマスターⅡスティックダイヤル

先日、九州のJFKコレクションさんのブログでGMTマスターⅡ16710がアップされた際に、また当ブログがリンク付きで紹介された。⇒JFKコレクションさんブログ

GMTマスターⅡDシリアルのスティックダイヤル。「ここまでで何か変だな~と思われた方は相当のマニアの方ですね。通常の品とは違います。そ、れ、は、ここでご確認いただけます。「オイパペ様」ブログでどうぞ!
当ブログ

いやあ参ったなと。最初はふむふむスティックダイヤルか、などと気楽に閲覧していたのだが、途中であれ?えっ?えっ?と気付いた。何ということか!こんな文字盤は見たことがないのだ。

あの記事は海外のあるサイトをベースに、一応は私なりに裏は取ったのだが、JFKさんのあの文字盤は見たことがない。見たことがないなどという文章をここで気軽にアップすべきではない。リンクが貼られているのだから、買った人が読んで不安になるかもしれないし、店にも迷惑がかかる。まずはあの文字盤探し。大げさではなく、この数日世界中のサイトをまわった。結論からいうと、あの文字盤を他でも見つけたので、この文章をアップしている。

その前にJFKさんで売っていた時計のどこが珍しかったかを書いておきたい。まず上の私のブログへ行ってもらうと、私が勝手に名付けたマーク1から3がある。スティックダイヤルはマーク2と位置付けた。2と3を再度アップする。下記の写真の通りだ。上がマーク2のスティックダイヤル、下段がマーク3。これが普通。

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mark3_20130828012032a5c.jpg

マーク2と3はⅡの書体が違う以上に、GMTのGの書体が違うことがわかる。次にGMTとMASTERの間の横棒が、マーク3は左側に寄っていることが見てとれるはず。さらにそのふたつのワードの間隔の真下がマーク3はOFFICIALLYのYがきている。

次に文字盤の上部へ行くと、PERPETUALとDATEのスペースがマーク3はとても広い。これらが2と3の主要な違い。

以上を踏まえて、興味のある人は上のリンクをたどってJFKさんのD番を見て欲しい。GMT MASTERⅡのⅡ(スティック)がRからすごく離れているように見える。最初にこれで気付いたのだ。そして他はすべてマーク3仕様だ。つまりJFKさんのスティックダイヤル仕様は、マーク3でⅡだけがスティックなのだ。

さて、この文字盤探し。結構な時間がかかったが、海外(ドイツのショップ)のサイトで見つけた。⇒ここ

ちょっと画面がぼやけて見づらいが、これはJFKさんのと同じ文字盤だ。chrono24で同じ品を見ることができるのだが、そちらではパーツを拡大して見られるので、そこでも確認した。私が知る限りは貴重な文字盤かと。

私はマーク1、マーク2、マーク3はそれぞれ製造工場が違うのだと想像しているが、もしそれが正しいのなら、マーク3の工場が例外的にスティックダイヤルをプリントしたということだろうか。そのあたりのことはよくわからない。ロレックスは奥が深く、もっと他のバージョンもあるかもしれず、安易に知識をひけらかしてはいけないと反省した次第。今回はお詫びと訂正。

ちなみに上記のドイツのショップでは、16710Zシリアルのcal.3186が売られている。7,590ユーロだから約100万円。

2本づけ

最近仕事で知り合ったある中小企業オーナーの話。ちょっとお世話になり、そのお礼を言いに訪問、打ち合わせの席に入ってきて、上着を脱いだ彼の左腕には2本のロレックスが。

私の目はすぐに釘付けになったが、その視線に気づいて彼もまた私のシャツの袖に隠れたシードを目ざとく発見。「おっ、シードゥエラーか。ちょっと見せて」と。私が腕から外して手渡すと、「これはまた使い込んでいないシードだな」と、60を軽く超えた、菅原文太のような風貌の彼は目を細めて笑った。

そして「シードなんかは、床に落として靴で踏んづけるぐらいじゃなきゃ」などと物騒なことを言う。その言い方があまりにも可笑しくて私もハハハと笑ってしまったのだった。

彼が自分の左腕から外して見せてくれたそれはエクスプローラー1016とサブマリーナデイト(多分16610LN)。もうボロボロのズタズタ。サブのルミナスなど取れてしまっているし、ブレスやケースはもちろんベゼルや風防も傷だらけだ。だが、それらの恰好いいこと。理屈抜きにそう思えたのだった。ちなみにサブの日付はまったくでたらめな日付だったことも記載しておく。

なぜ2本つけているのかなどは聞かなかった。男のこだわりになぜ?は無粋に感じたからだ。そうしたいからそうしているのだろう。

だが、質問していないのに彼のほうから語ってくれたその弁によると、1016は若い時分会社を興したときに一念発起して買ったもので、サブは遅い結婚の結納返しに奥さんから贈られたものだそうだ。その愛する奥さんは先年亡くなられたと。この2本はまさしく彼とともに歩み、そしてこれからもそうなのだと感じた。

テーブルに彼の2本と私のシードが並んで置かれた。格負けしているシードがそこにはあった。

だが彼は「シードはいいよな。俺も2~3本持っているが、シードは最高だ。最高に男らしい時計だ」とうれしいことを言ってくれて、返すときに、ひょいと床に投げる仕草をしてウワっと私を驚かせ、笑いながら丁寧に手渡してくれた。男は時計の傷なんか気にするなよとも。

本当は彼の左腕2本付けの写真を撮りたかったのだが、さすがに言い出せなかったので、代わりにカストロの写真をのせておく。デイトジャストとサブマリーナだ。かつての盟友ゲバラはGMTマスター1675だった。スポロレはやっぱり男の時計、マンズ・マンズ・ウォッチであるな。最高である。

fidel-castro-and-rolex-submariner-rolex-datejust-300x395.jpg

ジャックロードで114270ランダムが

昨夜は久々に新着情報をのせたのが、今日も連ちゃん。やや遅い時間のランチタイム中にスマホで発見したのが、旧エクスプローラーⅠ114270中古のランダムシリアル。ショップはジャックロードで、価格は468,000円。ギャラ付き(国番号は不明)。

これは買いである。というか私が欲しい。114270の中古在庫を大量に抱えるクォークでもGやランダムのストックは一本もないという。私が知る限りでは、今現在入手可能なG又はランダムは、楽天市場内の大黒屋のG番(中古60万越え)と、サテンドールのランダム(新品80万円越え)のみである。海外のショップでもほとんど見かけない。

500円玉貯金がたまるまで次のロレックスは買わないなどと書かなければよかったと今は真剣に後悔している(弱いなあ)。114270のG番やランダムは中古でも軽く50は越えてくるだろうと読んでいたので、この価格は良心的だと私には思える。もちろん個体の状態次第だということは言うまでもないし、最終シリアルに価値を見い出さない人にとっては、旧エクワンに46万円???となるのだろうが。

ここ⇒ 114270ランダム

こうやってリンクを貼るのももどかしいというか納得がいかないというか。それでもここは我慢だと自分に言い聞かす。がんばって500円玉貯金で、前に書いた知り合いのG番をゆずってもらえばいいではないか。当ブログへは114270の検索で訪れる人も多いので、探していた人には検討をすすめる。カートに入れたモン勝ちだ。

最後に少し冷静な文章を。少なくとも私が午後の早い時間に発見したこの時計が、今日の内に売り切れなかったという事実。私はこのことにやや驚きを感じており、いい意味での世間とのズレも意識せざるを得ない。当たり前だが、みなが自分と同じ感性なのではない。食事を摂りながら、ああこれは瞬殺だと確信したのだが、やはり一般的な人気はサブ系のほうが遥かに高いのかもしれない。

また、自分の心理に、ランダムよりはG番のほうが好ましいという感覚があることも意識する。この先、ロレックスのシリアルがずっとランダムになっていくのなら、G番は整然と続いてきたアルファベットシリアルの最後のアルファベットになる。などと自分をなだめているわけである。

それでも、もし明日も明後日も売れずに残っていたら、土曜日あたり自分が中野にいそうで怖い。というのは嘘。今回は我慢できる。

【追記】
価格から、一応この個体は現物確認をしたほうがよいと書き添えておく。遠方の人はショップに電話で状態の確認を。ただし、この店は通販の場合、安心パックで返品も可能。

ここ数日

今週から仕事が始まったわけだが、まあこの2日間の何と忙しいこと。お盆休みから今日まで、基本的には毎夜ネットのチェックだけは怠っていないのだが、少し出物があるにはあった。

まずは先般のコメント欄に記載したように少し古い情報になってしまうが、ライジングタイムで旧シード16600のVシリアルのデッドストックがアップされた。委託品とのこと。V番のデッドストックは見たことがなかったので新鮮ではあったが、価格はもっと新鮮な1,580,000円。それとこのショップさんでは旧グリーンサブ16610lvのデッドストックも売りに出されて848,000円。

またコメ兵のHPでは旧グリーンサブ16610lvの、こちらは希少なランダムシリアルのデッドが掲載。938,000円也。

今日はもうリンクを貼るのも面倒なので、興味がある人はそれぞれの店のHPへ行っていただきたい。

個人的にはショップの個々の値付けについては、高いの安いのとコメントしようとは思わない。財力は個人個人で違うものだし、何十年も昔のボロボロのミラーダイヤルに150万円という、ある意味でロレ好きというのは異常な世界の住人なわけであって、過去に10個ものロレックスを買った私もまた同様である。

私は16610lvのランダム(デッド)を確か65万円で手に入れたと記憶するが、その私が同じ商品を90万円で買う者をもし笑ったら、それは私という目くそが鼻くそを笑うに等しかろうと。世間一般の人から見たら、もう全員アウトの世界なのだ。

それと備忘録として書いておくが、数日前にヤフオクで旧シードV番が出品された。これも珍しいことだったので、ちょっと目を引いたのだが、なぜかすぐに取り下げられた。最後まで行っていたら、これは熱い競りになっていたのではないだろうか。自分も参加していたりして。

猛暑に思う

相変わらず暑い日が続く。水曜日から今週いっぱいはお盆休みで、この期間に何本かのロレックスを買い取りに出しに行こうと思っていたのだが、この暑さでその気力が失せてしまっている。しばらく延期だ。

別に買おうと思う時計があるゆえのリリースではない。単に売ろうと決めてのことだが、そのことについてここで記事にしようとしたものの、うまくまとまらないので先に行動に出ようとしただけのことだ。それについてはいずれきちんとアップする予定。

それにしても、相変わらずロレックスの中古市場は停滞したままだ。現行の6桁に蓋をし、また4桁のアンティークにも向かわないように意識してきた私にとって、ターゲットの5桁がここまで高騰し、しかも稀少モノがまったく出て来ない今のマーケットははっきりいってつまらない。例え、購入予定がなくてもである。だがそのお蔭で、いい具合に腰ぐらいまでのロレ沼が股下ぐらいにまで下がってきた気がする。おもしろくはないが悪い傾向ではない。習慣化していることの多くは快楽を伴い、そこから距離を置くことで断ち切れるもの。

夏は嫌いではないのだが、今年の夏は少々きつい。涼しくなったら、初めて旧シードの本体洗浄に挑戦しようかと。これまでブレスしか実行していない。そんなことをつらつらと考えたお盆休みであった。

006 (2) 
売ろうとした内の一本14060m

5桁モデル

このブログを続けながらずっと気になっていたことを書いておく。私はよく“5桁モデル”と書いているが、それは私の勝手な区分けであって、現在の現行品のそのひとつ前のモデルをすべて5桁と称している。サブマリーナのデイト16610lnや16610lv、ノンデイト14060m、ヨットマスター16622、シード16600など。これらは問題ないが、114270という数字はどこからどうみても6桁。それでも私は便宜上(とうか面倒くさいので)5桁モデルのつもりで書いている。

6桁表記の114270は2001年に発売されたので、おおまかな区分としては1980年代のある時期以降、2000年までに新商品として発売されたものが5桁で、2001年以降は6桁なのだろうと推測する(自信なし)。2003年に発売された旧グリーンサブが5桁なのは、この時計がサブデイト16610lnの亜流だからだろう。

いずれにせよ、個人的にはブレスが飛躍的な進化を遂げ、ケースのラグがやや大きくなった現行のモデルの一世代前のものを便宜上すべて5桁モデルと呼んでいる。

全国的に暑い日が続く。昨日は所要があって九州福岡にいた。と書くとまるで仕事で行っていたみたいなので、小倉競馬場に行ったと正直に書いておく。飛行機が苦手なので、金曜日の18時過ぎにのぞみで向かった。九州もまた暑かった。帰りに足を延ばしてJFKさんの店舗でも訪れようかと思ったが、あまりの暑さに移動する気力が失せて昨夜のぞみで帰京した。猛暑で、かついきなりの豪雨が降ったりと大変な夏である。今も外が急に暗くなってゴロゴロと鳴っている。みなさんどうぞご自愛のほどを。

もし旧シードゥエラー16600を今買うなら

ここまで中古価格が上昇すると、欲しい時計がある人はさぞかし悩んでいることと推察する。何度も書いてきたように、今の私は様子見状態だが、もし私に欲しいロレックスがあるなら、一体自分は現在のマーケットにおいてどう動いただろうかと少し考えてみた。

例えば、旧シードゥエラーの中古を探していると仮定してみる。16600。何度も書いてきたが、この時計は心底すばらしいと日々実感している。重みと厚みは結構あるものの、ケース径はそれほどでもない。風防そのものは決して大きくないために、重い時計が苦手でなければ腕の細い人も、もちろん太い人もOKだ。もしも最終のV番を探しているのなら、これは日々待つしかない。価格はおそらく80万円前後と思われるので、その価格が受け入れられるのであれば、後は状態次第。かつてのように60万円台で入手することはさすがに困難かもしれない。

V番は滅多に出て来ないので、それ以外でも可ということであればどうだろう。ちょっと考えてみた。生産期間が長かった時計だが、私なら高年式のZかMに絞るはず。付属品に関しては、ボックス、冊子、シードキット、赤タグなど後から入手できるものは付いていなくても構わない。必須なのはギャランティーぐらい。駒は不足していても構わない。これも簡単に入手できる。グリーンタグとベゼルカバーはあればうれしい。

ZかMなら日ロレでのOHはまだ受けていない個体が多いだろうから、個人的にはショップで磨きをかけられていないものが望ましい。多少の傷はあってもよいが、ケースへの大きな打ち傷と風防に欠けや大きな傷があるものは避ける。日差はあまり気にしない。後でOHのときに調整すればよい。ブレスの伸びは要注意。

出荷国もあまり気にしない。まったく気にしないわけではないが、人気があると聞くヨーロッパのナンバーはそれほど好きではない。まあどこでもよい。正規品のネームを黒マジックで塗り潰してあるのはさすがに好ましくないが。

こう書いていくと、私のハードルは結構低いことに気付く。ギャランティー付属とノンポリッシュであることぐらいか。価格は安すぎれば疑ってかかりたくなる性分。全体的に高騰傾向にあるいま、もし50万円ほどでZやMが売られていたら、ちょっと慎重になる。私なら55~63万円ぐらいを射程にするだろう。また未使用だったり、それに近い状態のものであれば、D番以前でも考慮するかもしれない。

この先、中古価格はどうなるかわからない。安くなることもないとは言えないが、それを待つことはしないだろうという気がする。仮に2年後に相場が10万円下がるとしても、欲しい度合いにもよるが、それが強いのであれば私なら今買うだろう。

人生には何が起きるか本当にわからない。つい最近もそういうことが身の周りで起きた。今が健康で、まあ人生であるから嫌なことや思い通りにならないことも多々あるが、それでも健康に生きていられるのであれば、今この時をこそ大切にしたい。それなりの年齢になっての私の人生観だ。過去にとらわれることなく、また盲目的に未来を信じるのでもなく、今をこそ大事に。旧シードゥエラー16600は今を懸命に生きるそんな人にこそおすすめと、まるで3流セールスマンのような口ぶりだが、真剣にそう思える今日この頃。とにかく旧シードは着けていることを忘れさせてはくれない、強烈な存在感の時計である。

もちろんそれはすでに買う資金がある人の話で、金が足りない人は額に汗して働いて貯めるべし。それだけの価値がある時計だ。

最後に、私は最終品番にこだわってこの時計を買い求めたが、使えば使うほどシリアルなどどうでもよくなったことをつけ加えておく。それは私が最終品番へのこだわりをすべて捨てたということではない。私の中で微妙な変化が起きている。どうやら私にとって、実用品としてのロレックスと、コレクションとしてのロレックスに明確な境界線が生まれつつあり、それはたった数ヶ月とは言え、旧シードともに過ごした日々によって生じたことだ。そのことについては、またどこかの機会に。

BORN TO RUN

休暇

休暇を取って週末から本日まで家族と京都の片田舎に帰省していた。日曜日に時間が空いたので大丸京都店のロレックス売場を覗いたのだが、ドレス系は豊富にあるも、スポーツ系はサブノンデイトとエクワン、ヨットマスターのみ。噂には聞いていたが、本当にまったく入荷していないのということを実感。日曜日だというのに、広い時計売り場に客は数人しかおらず、何ともさみしい限り。たまたまかもしれないが、ロレックス売場には店員すらいない。日曜日のこの時間なら、中野の並行ショップは多くの客でにぎわっているだろうに。

帰宅して数日ぶりにネットで各ショップのWEBをまわるも大きな変化はなく、相変わらず中古も動きは少ないように感じる。

スポロレに関しては、現行品の正規物は品不足、現行の並行物は円安による価格高騰、中古も人気モデルは価格高騰&品薄。こんな感じだろうか。売るにはよいが、買うにはちょっと時期が悪そうだ。幸い私は購入予定がないので、別に困りはしないのだが。

帰省中は庭の雑草の手入れや蜂の巣駆除で忙しく、照りつける夏の日差しの中、旧シードとともに過ごす数日だったが、昨夜の入浴時に時計を外すと、その部分だけ生白くまわりはしっかりと日焼けしている。海に行ったわけではないのだが、何となく田舎の夏らしい季節感が左腕に刻印されたことがささやかにうれしかったりした。

オイスターパーペチュアル~116034

このサイトのアドレス名にしているにも関わらず、そのワード検索でここのブログに訪問してくる人がほとんどいない116034(オイスターパーペチュアル)について今日は書いておきたい。このすばらしい時計の名誉のために。

旧エクスプローラー114270は相変わらず人気であり、今はこれの新品やデッドストックを探している人も多いことと推測する。前にも書いたが、定価よりやや高い価格でなら、今でも東京吉祥寺のDUELで購入することが可能だし、中古に関しては、人気モデルであったがゆえに市場にタマはあふれていて、入手は容易である。

これとそっくりだと言われたが、徹底的に不人気だったのがオイスターパーペチュアル116000日本限定である。この商品は日本の正規店にしか卸されなかったため、基本的には定価(525,000円)でしか購入できなかったことも不人気だった要因のひとつかもしれない。2008年当時114270は30万強で買えたので、その比較からすると確かに50万円越えは高過ぎた。また、前にも書いたが、どうにもこの日本限定は位置づけが中途半端であったことは否めない。

今日のテーマである116034は、その日本限定116000とベゼル以外はまったく同じ仕様のモデルである。(116000はSS、116034はホワイトゴールドのフルーテッドベゼル)。幸いこの時計は海外でも販売された(生産量は極少)ので、日本では並行価格で購入することが出来た。事実私は定価よりはるかに安い40万円ほどでこのモデルの新品を手に入れた。とにかく流通量が少なく、私が知る限り、以後この時計が新品で売られているのを見たことがないし、情報もキャッチしていない。中古もこれまで5本程度しか発見していない。ただし黒以外の文字盤や黒文字盤&ピンクバーなら比較的入手は可能。難しいのは黒文字盤&ホワイトバー。

このフルーテッドベゼルは基本的にはドレス系仕様であり、若い層に不人気なのはわかるし、私もフルーテッドベゼルのデイトジャストはおじんくさくて敬遠している(おじんのくせに)。だがこの116034は別物で、このキラキラしたホワイトゴールドのベゼルが、オイパペの地味なデザインに格別な輝きをもたらすことに成功している。

日本限定116000はケース径は37mmとやや小ぶりなのだが、6桁特有のややデカいラグは健在で、そのお蔭でどうにも妙なのっぺり感を与えてしまっている。一方旧エクワンのほうは元々ケースは更に小ぶり(1mmほど)だし、ラグも大きくないため、文字盤はケースの中にすっきり収まっており、デザインとしてはこの形でほぼ完成している。

では116034を見てみよう。116000特有の“のっぺり感”はWGのベゼルによって、逆に高級なイメージを与えているように(私には)思える。さらに言えば、116034はブレスが6桁特有の堅牢ブレス。このブレスに関していうと、現行品の完成度の高さは圧倒的で、どう逆立ちしても5桁以前(114270含む)はかなわない。

また希少性という側面においても、この時計が他人とかぶることはまずなく、人と違ったロレックスを持ちたいと思う人の満足度は高い。サイクロップレンズがないがゆえにロレックスとは簡単に気付かれない。

それなりの高級感とカジュアルさ、スポーティーさがあり、それを中途半端で個性に乏しいモデルと捉えるか、希少な異端モデルとして満足するかはその人の感性次第かと。

この時計は新品中古を問わず、国内では今はどこにも売っていないが、現在ヤフオクで出品されている。価格は408,000円と気持ち高いが、ギャランティーも付属しているので許容範囲かと(もちろん状態次第だが)。

116034mシリアル
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