出会いと別れと

今年も残すところ後1日となり、ああ1年が終わるのかと、それなりの感慨に。13名の仲間のうち8名が年内で職場を去ることになって、つい数日前に送別会があったのだが、年を取っての別れは真につらく沁みるようになった。青春期の別れはどれだけ感傷的になっても、双方に若さゆえの希望や夢のようなものがあるが、もうこの年齢になると、別れは本当に今生の別れとなってしまうこともある。送る側、送られる側とも涙に暮れたのも仕方なしだった。

さて年末年始の休みは今日と2日だけ。今日は年内最後の更新を。もう何年もロレックスに嵌っている気がするが、たった2年のことでしかない事実にはやはり驚くと同時に、よくここまで嵌ったものだと我ながら感心もする。このブログも前回の記事で100回目の更新。

ここ最近はあまり更新していないし、途中からはもう売買のすべてを書くことはしていないので、実は手持ちは大きく変動している。GMTは2個しかないし、500円玉貯金による旧エクワン114270G番はすでに手元に来ている。追い追い時間を見つけて書いていこうとは思っているが、来年もこんな調子になると思われる。あまりにもロレックス中心の思考や生活は駄目だと思うようになったので。年齢的に仕事でもうひとがんばりしたいという思いも強い。

この2年を経てここ最近のマインドとして確かとなったのは、6桁にはまったく関心がなくなったことであろうか。6桁現行ロレックスは自分にとっては関係のない別物となりつつあり、実際にあのラグをはじめ、やたらとごつく華美になった6桁は時計としても、そのデザインの観点からも好きではないのだが、むしろロレックスという企業の理念や哲学にはまったく共感できなくなったことの方が大きい。

かつてがそうであった、最強の実用時計としてのロレックスをこそ愛するのであって、世界中の富裕層をメインターゲットに雲上を目指すブランドというのは自分とは無縁でいい。人生においてそういうことに価値を置いて来なかったし、そもそもそんな柄でもまったくない。私は私は自分のスタイルでこれからも生きていきたい。

先日訪れたデパートの時計売場の店員さんによるとまたロレックスは値上げをおこなうかもしれないとのこと。またこの前のような狂騒となるのだろうか。ある意味、付いていくのも大変だろうと思う。

来年は基本的には仕事を真面目にがんばりながら、まずは手持ち5桁を大事にしていこうと考えている(もちろんそれなりに売り買いはするが)。今年はGMTマスターⅡ16710のことばかり記事にしてきた気がするので、来年は愛用しているシードのことをもっと書こうと思うのだが、シードの良さだけは文章ではなかなか伝え切れないのがもどかしい。腕に装着し、実用して初めてこの絶妙のバランスやつけ心地の良さがわかる。本当にすばらしい時計である。来年はそのことにチャレンジする。

人と人に出会いと別れがあるように、人と物にもあるわけだが、別れを前提とした出会いはやはり嫌だなと思う。それは時計にもいえるかなと。今、縁あって手元にある時計たちを大事にする、そんな基本的なことから来年は始めたい。ということで今年の更新は終わり。


今年1年お世話になりました。多くの方に感謝します。こんなブログでしたが、毎日たくさんの人が訪れてくれることがありがたく、特に最近検索でロレックスの出荷国を調べてここへたどり着く人が多いことを知ってうれしくなりました。ほんの少しでも人の役に立てればうれしく、そう思ってアップした記事だったので。2014年まずは皆さんとご家族、ご友人が健康でありますように。そして少しでも世界が調和に向かいますように。

今回の記事のコメント返信はしません。1年間ほとんど家族サービスをしなかったので、今日はこれにてパソコンを閉じます。コメントの承認制は臨時で解除しました。また来年!みなさん、どうぞよい年をお迎えください。

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ベゼル交換

今日は久々に16710。これは最初に購入したギャラなしのM番で、購入時はCOKEベゼルだったが、先日ある時計ショップさんでPEPSIに交換していただいた。赤黒、黒もいいが、やはりPEPSIが一番好きである。最近は、オンはシードゥエラー16600、オフはGMTマスター16710。多少時刻合わせが面倒ではあるが。


よくコメントをいただくパースさんが16710PEPSIのZ番スティックダイヤルを購入された。お仲間が増えるのはうれしいこと。ご購入おめでとうございます。⇒ロレックスのオイスターケース好き@時計大好きパースのブログ


さて、今回はショップさんにお願いしたそのベゼル交換。GMTの魅力のひとつは何といっても3色のベゼル交換が可能なことで、これはいつかは自分でチャレンジしてみたいと思っているのだが、やり方を調べれば調べるほど、なかなか勇気が要る作業である。


前にも書いたように、裏蓋を開けたり、ブレスの駒調整をしたりすることにはまったく抵抗はないのだが、これは学生時代のバイトで、蓋やネジを回すという行為は“押すを7割、回すを3割”であるというコツを掴んでいるからだ。合った工具さえあれば、それほどおっかなくはない。だがコテでこじ開けるという行為はちょっと自信がない。手元が狂うとひどい傷をつけてしまう怖れがあるからだ。


それでもやはり、それぐらいは自分で出来るようになりたいので、YOU TUBEで勉強して、来年こそは挑戦してみようと考えている。この映像を見ると、いとも簡単にこなしているし、実際に簡単なのだろうが、初心者ゆえ、やはり熟練のなせる業に思える。
こちら→you tube


今日は天気もよく、それほど寒くもなく、たまに左腕に目をやり、おお!PEPSIと独り悦に入っていた。年内の仕事が終わったわけではないが、明日はゆったりとひなびた温泉にでも行こうかと。


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GMTマスターⅡの表記

今日はGMTマスターⅡ16710の表記のことを。最初に書いておくと、知っている人にとってはありきたりな内容であるし、興味のない人にとってはたぶん相当につまらない内容である。

16710のベゼルには、黒、黒赤、青赤の3種が存在するが、これらの正式な表記は以下の通り。

黒は16710LN、黒赤はそのまま16710、青赤は16710BLRO。

16710LNのLNとは、フランス語のLunette Noir(ルーネット ノアール)の略である。回転する黒の意味。回転するはもちろんベゼルのこと。

16710BLROは、BLは青Bleuの、ROは赤Rougeの略。

ところが謎の多いロレックス、話はこれで終わらない。ギャランティーでは、黒は16710N、青赤は16710B、黒赤は16710Aと表示されることもあるからややこしい。

特に黒赤はほとんど16710のみだが、たまに16710Aと表記される、そのAの意味は…、よくわからない。そういえば、クォーツの17000AのAもどういう意味なのであろうかと思って以前えーすさんに質問したら、鋼鉄を意味するフランス語のACIERだと教えていただいた。

では青赤PEPSIの16710BのBは?と問われるとやはりよくわからない。単にBLROのBを表しただけなのか。同様に黒のNも不明。

以下は推測。たぶんロレックスUSAだけはそのように表記しているのではないかと。ロレックスのギャランティーは基本的にはgarantie(フランス語)で、ロレックスUSAではwarranty(英米語)である。つまりロレックスUSAはスイスの公用語であるフランス語を使わないのだ。下記の写真はロレックスUSAのギャラ。通常とはデザインが違うことがわかってもらえると思う。16710に関して、ロレックスUSAはスイス本社とは違う表記をしているのではないか。このあたりは今後検証をしていきたい。

まとめ。ただし検証中。

(WORLD) *仏語表記を基本とする、アメリカ以外の世界全域
黒は16710LN、黒赤は16710、青赤は16710BLRO。

(USA)
黒は16710N、黒赤は16710A、青赤は16710B。

注:本文はカード式ギャラ以降についての検証のみで、ペーパーギャラ時代の16710については検証サンプルが少なすぎてまだ調べ切れていない。

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海外のショップサイト

久々の更新である。前回のコメントで空気王子さんからリクエストがあったので、今回は海外のサイトについて書く。その前に改めて書いておくと、私が関心のあるロレックスはそう多くはない。具体的には旧シード16600、GMTマスター16700、16710、旧グリーンサブ16610lv、旧エクワン114270、旧エアキング14000M、これぐらいである。最後の14000Mを除くとほぼすべて持っているか、又は持っていたものばかり。

他のモデルにはほとんど関心がないので、購入予定があろうがなかろうが、これらモデルの最終品番であるシードのV番、GMTcal.3186。旧エクワンやグリーンサブのG番、ランダムを探しているだけである。従って、私の持つ情報は、そこそこ深くはあっても、決して広くはない。というかかなり狭い。

以前の記事で、モデルの好き好きは究極的にはデザインの好みであろうと書いたが、上に書いたモデルはまさしくそうで、つまり好きなデザインばかりであり、機能や性能を考慮してのものではない。従って、私がロレックスに求めるのは実用品としてではなく、身につける相棒的装飾品としてなのだということはその時の記事に書いた。

デザインには私はとてもうるさい方である。仕事で制作に関わっているため、デザインの重要性については自分なりの考えを持っているが、ここでそれを書くとキリがないので省略。単に好みでいえば、114270のシンプルさが私は一番好きである。

ターゲットはすべて5桁(旧エクワンも私の中では5桁モデル)であり、上に記載したモデルはすべてディスコンであるがゆえに、その中で最も新しいものという単純な理由で私は最終品番を求めているだけである。極めてシンプルな動機だと自分は思っている。また最終にこだわることで、それらは容易には手に入らないという意味において、自分の欲求を抑えている側面もある。このタガがはずれると買い漁ってしまう怖さが自分にはあるので。

上に挙げたモデルの最終品番は今や日本のマーケットには滅多に出てこないものばかりなので、それゆえ以前から私は海外のショップをネットで徘徊することが多い。ただしロレックスを海外ショップから直接買い付けたことはない(オメガやタグホイヤーはある)。

さて本題。まず私は英語でキーワードをずらずらと並べ立てて上のモデルを検索する。あまりにも古い情報を排除するために、yahooの「条件指定」のページ最終更新日で時期をせいぜいここ3ヶ月ぐらいに設定する。最近発見したショップのサイトを以下に貼ってみる。

まずこのイタリアのショップ。ここではGMTマスターⅡZシリアルcal.3186が売られている(上から5番目)。ここには英語でVATを控除して売ってもらえないかとメールを送ったが見事に無視。価格は良心的(と私には思える)5900ユーロ、日本円でだいたい820,000円。⇒Master time

次はギリシャのショップで、この秋にGMTマスターⅡMシリアルが60万円台で売られており、タッチの差で買い逃したが、3週間ほど前に10万円ほどアップしてまた掲載された。今は売り切れたので、その個体を見ることはできないが一応載せておく。この店はひじょうに丁寧なメールをくれた。⇒Chronos ora24

おフランス。ここではシードのVシリアル。すでに売り切れ。価格は確か中古で90万円台だったかと記憶する。このV番は半年ぐらい売れ残っていたかと。⇒Explorer watch

香港。ここは前に記事に書いた「君の英語は悪くないよ」とメールで励ましてくれたショップ。GMT16710Zシリアルcal.3186でのやり取り。ここは確かchrono24からたどり着いた。⇒Alex Pig

アメリカ。このショップも16710Zシリアル。すでに売り切れとなっているが、この時計は購入直前までいっていたもので、支払い方法の確認中にSOLDとなってしまった。⇒bernardwatch

イギリス。ここにはつい先日までシードVシリアルの中古が出ていた。価格は90万円台。前にVAT(付加価値税)の記事で書いたように、ヨーロッパは日本でいうところの消費税が20%近いことを考えると、この価格もあながち高いとはいえず、海外ショップの価格はそのことを忘れてはならない。⇒Watchfinder

最後に大物を。ここはすごい出物がさらっと置いてある。一例を挙げると旧エクワン114270ランダム、旧サブデイト16610lnランダム、そしてシード16600Vシリアルが2個!、すべてデッドストックである。だが怪しさも満点。サイトのどこを見ても正確な住所の記載がない。ノースキャロライナ州の北ノースキャロライナ大学本校がある美しいチャペルヒルにあるとしか書いていない。紹介はするが、ここで買うことはお奨めしない。ノースキャロライナ州に行く人はぜひ見てきて欲しい。私が行くことがあれば見て来よう(ウソです)。⇒THE GREEN GMT HAND

他にはebayやrolex forumsでも結構な出物があって見ていて楽しい。英文を見ただけでアレルギーが…という人には厳しいかもしれないが、日本と海外の嗜好の違いもわかってそれなりに得ることもある。それと今さらであるが、英語の勉強にもなる。総体的にエクスプローラーⅠは海外では不人気で、逆にGMT16710は大人気である。今日はこんなところで。

追伸:前回記事へのたくさんの拍手に感謝します。
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