ヤフオク

ヤフオクは見ているぶんにはとっても楽しい。時計に限らずだが、ヤフオクにおけるロレックス売買は最上級のおもしろさである.
ヤフオクの醍醐味はやはり個人の出品物。法人の出品はまったくおもしろくない(1円スタートのジャックさんは別)。下手をしたら、そのショップ自身のHPの方が安かったりして(手数料分)。ヤフオクはやはり個人出品に限るが、その個人出品も90%はつまらない。今日はその文句を書く。

最も駄目ダメな出品は、店(マーケット)と同じ価格での出品。まったく何を考えているんだか。例えば今なら旧エクワン114270のV番がショップ売りで48万円ぐらいだとして、個人がその価格で出品したら駄目だろうということ。正直な話、「強欲だなあ」と思う。買う側のリスクを少しは考えてみたまえと言いたくなる。個人売買である。個人間トラブルが起きてもYAHOOは何もしてくれない。買う側のリスクは計りしれないが、それでもなぜ買うかといえば、もしかしたら相場より安く買えるかもしれないという期待があるからだ。何が悲しくて無名の見ず知らずのあなたからショップと同じ価格で保証すらない物を買わなくてはいけないのだ。

114270V番の平均市場価格が48万円だとすると、個人が店に持ち込んでの買い取り価格は良くて40万円、普通は30万円台後半ぐらいであろう。そうすると買う側売る側双方に妙味があるのは40万円台前半である。これが良いオークション。しかし競りには魔物が潜んでいるので、1円スタートで終了間際に熱くなったバイヤーたちが競り合って、40万円台後半にもつれ込めば売り手はウハウハ。逆に妙に静かに終了してしまって38万円ぐらいで落札出来てしまうこともあり、そうなると買った側はハッピー。これもオークションの正しい姿。最初から48万円は駄目。

次に(個人的に)駄目なのは、最低落札価格が設定されたオークション。売る側にリスクがなく、買う側に夢がないオークション。私は最落設定されたブツは見向きもしない。前述の個体で、最低落札価格46万円とかのエクワンのオークションなど嫌でしょう?

次に駄目なのが、終了間際に取り消す出品者。何年前だったか、競っていたらいきなりオークションそのものが消滅したことがあって呆然とした。かなり貴重な廃盤CDだった。それと市場価格の上昇を狙ってか、クレイジーな高値をつけたまま半年一年放置の出品者。デイトナのパトリッツィダイヤルに300万円とか、普通のエルプリA番に意味不明の180万円とかの個人出品者。なぜ店より高い?宣伝しての市場価格の吊り上げ?ハハハ。無理無理。ロレ病患者たちは心こそ病んではいるが、結構眼力と情報は持っているのだ。まあこういうのもオークションの風物というかおもしろいなあとも思う。

逆に売り手の立場に立つと、これまた面倒な購入者というのもまた多いようだ。私は評価は90ぐらいで、そのうち出品によるものは15回ぐらい、貰い物の酒や本、時計ではタグホイヤーをいくつか。一度タグで難癖をつけられてしまったことがある。カレンダーがずれているので返品したいというもの。私自身認識していなかったのに、まるでまがい品を売りつけたかのようなメールが来て、妙にいや~な気分だった。返品された商品には、ささやかだが私がオマケでつけたプレゼント品と落札者が外した駒が欠損してしまっており、さらに着払い、そういう人なのだろうと思うことにした。そういう人というのは、言葉通りなのだが、まあデリカシーに欠ける人ととらえてもらっても構わないし、優しさに欠けるでもいい。

私はebayerでもあるのだが、こちらのほうがトラブルは少ない印象。ヤフオクと違って良い評価が90%以下の出品者などほとんどいない、というか見たことがない。基本的にお金のやり取りはpaypal でおこなうのだが、paypalはかなり買い手保護の制度を作っていて、ダマされたりトラぶるとかなりの確率で買い手は返金保証を受けられる。マニアックさでもヤフオクとはレベルが違う。冊子やアンカー、タグ、ボックスなど、ヴィンテージマニアにはたまらない。どうもロレックスに関してのオタク度はヨーロッパやアメリカのほうがディープな気がする。とにかくebay はロレックスの付属品オタクにはお奨めである(ただし高い)。

私は貴重なものを手に入れるにはリスクを冒すことは仕方のないことだと思っている。ヤフオクでロレックスなど信じられない!という人もいるだろうが、私は肯定派。よいブツを手に入れるためにはリスクは冒すタイプ。そうでなければ個人で海外からロレックスを輸入したりはしない。まあ良し悪しあるということで、各人自分に合ったスタイルで行けばよい。

ちょっと仕事を溜めてしまっており更新が滞るかもである。ジメジメと嫌な季節だが心身とも健康に乗り切りたいもの。ではみなさんがんばりましょう。
スポンサーサイト

オイパペ116034

昨夜発見した新着情報。オイスターパーペチュアル・フルーテッドベゼル116034黒文字盤&ホワイトバーインデックス。超のつく希少モデルである。黒文字盤にホワイトインデックスは滅多に出て来ない。私が知る限り、現時点でここだけ。⇒正木屋質店

116034はこのブログのURLにもなっているほど私の愛する時計であり、当然所有もしていたのだが、ある日仕事仲間に譲ったことは前にも書いたので割愛。昨夜も遅くまで仕事を一緒にしていた彼の手首、ちなみに右手首にその116034が光っていて、それは何だかうれしいものである。

価格も、昨今のスポロレ高騰の波を受けずに、まあまあかと。瞬殺されないのか…。回し者ではないが、お買い得である。かつてこのモデルを何か月も探し回った私にはそう思えてしまう。

デイトナやサブマリーナのような誰にでも人気のモデルを欲することも良しだが、こういう絶対数が少なく、地味で目立たないモデルの良さをくみ取って愛することもまた良しだと、やはり時計への愛と女性への愛は似ていると思うのであった。梅雨でやや鬱陶しい日々が続くが、明日はようやく週末。休める人は良い週末を。働く人はがんばって。忘れがちだが、この梅雨を乗り切ると、夏だ!

116034-11.jpg

水戸にデイトナという店があり~の続き

180近い原稿を書いてきて、個人的に一番好きなのは「水戸のデイトナ」の記事である。「何にもない~、何にもない~♪」と『はじめ人間ギャートルズ』の歌を歌いながら歩いたことは今でもよく覚えていて、思い出すたびにクスクスと笑ってしまう。私のブログを知っている数少ない知り合いからも「あれはオモロイ」と褒められ、すでに閉鎖したコメント欄でもよくそう書かれた。文章そのものはどうってことないが、やはりわざわざ特急に乗って時計屋に行ったのに時計がなかったというのは、他人事としてはおもしろいのだと思われる。世知辛い世の中だからぜひぜひ店内で呆然とする私を思い描いて、遠慮なく笑っていただきたい。帰り道は本当に遠かった。

この記事(訳あって改訂済み)⇒水戸にデイトナという店があり

実は記事を書いてしばらくしたら、同店のHPに「時計コーナーは休止中」の文字が記載されるようになり、あれはオーナーさんが私のブログを読んでくれたのではないかと思い込んでいる。もし本当にそうだとしたらちょっとうれしい。「水戸 デイトナ」は私のブログの検索ワードで常に上位に来るので、私のような無駄足を踏む人が減るのはいいこと。何でもそうだが、人の役に立てるというのは素直にうれしい。

それで、なぜ今日はまたこんな記事を書いたのかというと、同店のHPに「時計コーナー営業再開が遅れています」と新たに記載されていることを発見したからだ。う~ん、うれしいではないか。わかる人にはわかってもらえると思うが、人生は山あり谷ありだ。再開したら又ぶらっと行ってみようと思う。今度は温泉旅行の合間にでも、うん悪くない、そうしよう。そんなささいなことでも人生の楽しみであるなと、今日はしみじみ思うのであった。

水戸機械式時計専門店デイトナ

お茶濁しの原稿で

前回、ヴィンテージのテーマはあと一回だけ続くと書いた。実際に書いたのだが読んでみたら面白くないので掲載はやめにする。前回の内容は、発売から時間が経ち過ぎて、そろそろオリジナルの針を維持するのが難しいのではないかというもので、今回はオリジナルパーツが減りつつあることをデイトナ16520のOH体験を元に書いたのだが、どうでもよくなってしまった(笑)。楽しみにしていた人などいないと思うが、もしいたら申し訳ないとお詫びを書いておく。

今日は普段あまり使っていない時計(デッドストックはもう一本もない)の竜頭を巻き、普段使いしている時計は水道水と液体石鹸でゴシゴシばしゃばしゃと洗った。赤サブ(オールニュー)も。ケースと裏蓋は交換して、OH通過、防水検査も通っているが、プラ風防とベゼルディスクがオリジナルで、そこからの浸水に少々の不安もなくはないが、まあ気にしないでおこう。それにしてもこの新ケースのゴッツイことは感動モノである(自画自賛を謝る)。これを手にしたら、もはやケース痩せしたヴィンテージサブには抵抗を覚えてしまう。研磨を全否定はしないがほどほどに。

時計はオリジナルこそがすべてだと考える貴殿に。間違ってはいないのだが、時計をじゃぶじゃぶ洗うというのは実に気持ちいいもの。40年以上も前のヴィンロレを心置きなくばしゃばしゃと洗えるのはオールニュー保持者の特権、いやあ、快感だなあ、わははと洗って、ついでに記念写真を。

某ショップさんの1665赤シード・デッド12,800,000円。家だって買えようかという値段。私がもし何かの間違いでこれを買ったならば(いつも妄想ばかりで恐縮だが)、買った直後の高揚感が過ぎ去ったあとは、楽しいどころか落ち込んでしまう気がする。それは虚無なのか自己嫌悪なのかはよくわからないが…。このショップさんではコンビ(確か)YGのエナメル段落ちデイトナ9,980,000円がSOLDになったばかり、金というものはあるところにはあるものだなと改めて思う。この赤シード、購入してシールを剥がしてブレス調整した瞬間に、8,000,000円分ぐらいの札束(=価値)が消えてなくなる。私たちの欲望を肥大化させていくと、こういうところにたどり着くのだとしたら虚しい趣味である。

「でもまあ自分には無縁な世界だ」と独りごちて、鼻歌を歌いながらじゃぶじゃぶランランラン♪

1680RED1.jpg
プロフィール

オイパペ

Author:オイパペ
ロレックスとともに

カウンター
最新記事
リンク
検索フォーム
PR
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
QRコード
QR