またやってしまった

またやってしまったのである。何を??いや、腰である。先々週の日曜日23日の早朝、海外のディーラーとのGMTマスターのひじょうに気を遣うやり取りがあり、それこそ土曜日夜から日曜早朝までデスクに向かったままぶっ通しで10時間の英語のやり取り。たぶんこれで疲労が溜まったのだろう。翌日月曜日の朝にぐきっとやってしまった。女房殿と娘が笑う笑う。ちくしょー、家出してやる!と、それはもちろんジョークだったのだが、這うようにして事務所へ行ったら、それから数日本当に家に帰れなくなった。痛くて動けないのだ。床にトゥルースリーパーを引いて仰向けに転がっていた。くしゃみが怖いのでマスクして。情けない。ようやく歩行可能となったのは木曜日。どうしても神保町のショップに顔を出さないといけない用事があり、タクシーには乗れない(身をかがめられない)ので、歩きはしたものの牛歩状態。三輪車の子どもに「どいてー」と抜かれる始末。参った、参った。腰は本当につらい。きっかけはいつものように歯磨きで。「オエっ!」て。奥をゴシゴシ磨きすぎなのだろうな。

その疲労の元となった交渉は16710のM番だったのだが結局流れた。やはりM番の仕入れはひじょうに高い。スティックの赤黒。店に出すと中古でも軽く250オーバーになってしまうのと、やや取引内容に関して不安点があったため、私のほうからキャンセル。だが、本当に疲れたのは、ちょうど先々週から着手していた前回1675の記事かもしれぬ(ハハハ)。最終的にアップしたのはまさに激痛のさなか、これが回復を長引かせたのはたぶん間違いない(苦笑)。

先週売りに出たONOMAXさんのファットレディーは不思議。シリアル439のファットレディー?1976年にキャリバー3085?こんなことってあるのだろうか。不思議だけどすごく面白い。最高!誰か解明したら教えて欲しい。まだ机に向かうとつらいので今日はこの辺で。皆さんも体調には十分にご注意を。健康は大事です。あと普段の運動と食事も。もう若くない人は特に。
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1675の文字盤、その他について

裕次郎さんの1675の現物を見てからというもの、ずっと気になっていたことがあって、それはそういえばGMTの文字盤の違いをアップしていなかったなあと。この文字盤を説明する記事は20本書くぐらいの労力で好きではないというか苦痛である。それに実はあまり訪問者に喜ばれていないことも私は密かに感じてはいる。何となくわかるのだ。微妙に拍手の数だとか、残されるコメントのニュアンスとかで。それでもそろそろこういうところに書いておかないと私も忘れてしまいそうだ。ということで、今日はヴィンテージ1675の文字盤をパート1から7まで。興味のない人はスルーで。

GMTマスターの2世代目である1675は、1960年頃にそれまでの6542の後継として竜頭ガードを備えて登場、その初期はサブと同じようにギルトだ、サークルミラーだ、PCG(とんがり竜頭ガード)に小針だ、アンダーラインだとバリエーションも豊富。人気はやはり外周(ミニッツサークル)があり、さらに光沢のあるミラーダイヤルか。これらはリベルタスさんによく魅力的な個体が出るので、興味のある人はまずそこへ。そんなことは常識ではあろうが、あえて初心者の人に。ちなみにウォッチ・ザ・ウォッチに行っても一本もない(笑)。

話を戻すと、60年代の半ばに文字盤はマットに移行。そこから80年代初頭まで続いたあと後継の16750にバトンタッチした。今日はその約15年間に生み出された1675のマットダイアルの違いについて。その種類には諸説あってマーク1から5まで分類する人もいれば1から7までの人もいる。あるいはマーク5にいくつかの亜流があるとする人もいる。後述するが私はマーク7まで分類している。 説を変えたので以下は新しく書き起こした。まずはマーク3までの紹介。

1675-MK1-z.jpg

MK-1 ロングE。王冠マークの下のR-O-L-E-X のEの真ん中の横棒が長い


1675-MK2-z.jpg

MK-2 字体が太く、OYSTER と PERPETUAL の間がやや広い


1675-mk3-y.jpg

MK-3 レタリングよりもむしろインデックスに注目。
秒数を示すラインが長く、インデックスが中央に寄っている。


マーク3までは大雑把に書くと大体こんな感じ、ここまではほぼ定説でフィックスされている。で、ここからが面倒。実はマーク4以降は人によって意見が違い、海外フォーラムでも喧々諤々。それらをすべて紹介はできないので一応私の見立てというのを載せる。違うという意見もあるだろうが、あくまで私の見解ということで。深く知識を得たい人はそれぞれでお願いしたい。個人的な意見としては、マークいくつかという分類などは実際のところどうでもよい。特にこの4以降はひとくくりにしても良いレベルである。

1675 mk4-1

MK-4


1675 mk5-1

MK-5


1675 service-1

交換ダイヤル


おいおい、どこがどう違うか書けよ!という声なき声が聞こえる。下の3行の位置関係が微妙に違う。私はMASTERのAと下の2行HとCの位置関係を頭に入れている。他にも例えば4と5と交換ダイヤルでは、GMT の T と真下の I の位置がどれも違うことがわかる。上記の4と5以外にも違うダイヤルはあるのだが面倒なので。人によって異説があることを書いておく。いろいろな意見があるということで。

これらが1~5とサービスダイヤルまで。やはり4以降は微細な違いなので、マーク1,2,3とそれ以外という括りりでよいかなとも思うが、オタクの世界はそうもいかない。海外のサイトとか一度見て欲しい。大の大人が何日間も論争や激論を交わしているのだ。まったくアホだが、愛すべき阿呆どもだ。もちろん私もあほだ。

数えた訳ではないので感覚で書くが、希少なのはマーク3。これはラジアルダイアル、ミニダイアル、アジアダイアルなどと呼ばれ、秒を示すインディケーション(外周の60のライン)と丸いインデックスに距離がある。つまりインデックスが文字盤の中央に寄せられている。ラジアルは1665(古いシード)でよく散見する。まつ毛のながーいフェイス(レイルダイヤル)と似ている。

忘れていた。マーク1にも亜流があり、人によってはマーク0.5などとしている。せっかくだから載せておくか。

1675-mk05-.jpg

R-O-L-E-Xの E の横棒が長いのだが、マーク1ほどは長くない。これがマーク 0.5。わはは。さすがにその命名は私ではない。海外のどこかのオタク野郎だ。さて、文字盤についてはここまで。後は写真で各自勉強していただきたい。該当するシリアルは以下の通り。

MK1: 1.6Mil / 2.9Mil
MK2: 2.5Mil / 5Mil
MK3: 4.2Mil / 5.5Mil
MK4 & MK5 & MK6 & MK7 : 5Mil以降
*マーク1でシリアルが5*****だったらそのダイアルは後乗せであることがわかる。逆にシリアルが古い(60年代の1番台など)でダイヤルがマーク4以降だったら私はちょっと疑う。また現在市場に出ている1675の多くが交換ダイヤルであることを書いておく。このことについてはまた別の機会に。

ヴィンテージの魅力は人それぞれであろうが、何といってもベゼル、その個性ではないだろうか。私もまたそうである。ベゼル好き、ベゼルフェチ、ベゼル魔、何と呼ばれても良い。ヴィンロレ最大の面白さだ。サブなら私は褐色して灰色よりも青味がかったそれが好みで、文字盤のブラックよりは絶対に退色していて欲しいクチ。前回記事の写真、私物のチューサブ(左)のように。だがサブの最大の弱点はルミナスが取れやすいこと、私は上部にぽっかりと穴が開いたベゼルが苦手で、そういう個体はまず射程に入らない。5桁のサブ14060Mでこれが取れたことは過去記事にしたが、5桁でも取れるのだから4桁はとにかくそこに気を遣う。道を歩いていて取れたら絶対に気づかないはずで、もし気づいたらそれはもう超能力者レベルだ。もちろんベゼルを入手して取り換えれば良いのだが、まずヴィンテージのベゼルは高い。普通に10万円~であり、かつ痛んだり、歪んだりしているものも多く、簡単ではないのだ。従って、やはり最初から気に入ったベゼルが装着されている個体を探すのがベストだと思う。その点、GMTは良い。なぜならルミナスが最初から無いから。無いものは無くならない。禅の坊さんみたいに悟ったのであった。

書き忘れたが1675には赤黒はない。これは後の16760(fat lady)から。1675は青赤(PEPSI)か黒の2種。青赤に関してはfuchsiaベゼルというのがあって、これはフクシアという紅花の色、赤紫色で結構どぎつく好みは分かれるところ。私はそれよりも神社の鳥居のような、ややえんじっぽく退色した赤が苦手。好きなのは青が水色に変色し、赤はそこそこ残っている配色だが、こんなものは好みの問題。中にはごっそりと色が抜け落ちたゴーストベゼルなるものもあり、そのあたりになると重症、あっ、いや失礼、本物。女性からはたぶん不評だろうが、時計オタク野郎の道に女は不要、気にすることはない。裏は単色で赤と青の2種があり、前者が貴重。赤に青を塗ったか、青に赤を塗ったかの違い(当たり前か)。文字は当然太字と細字があり、これもまた前者が高価。そこはサブと一緒。GMTの魅力のひとつは間違いなくベゼルを交換して楽しめるところ。ついでに書いておくと、1675には青一色のブルーベリーと呼ばれる個体があり、滅多に見かけないが高額なので、その配色が好きな人は社外品のブルーを付けて楽しめばよいと私は思う。ただし、これ本物は24時間針が先っちょまですべて赤。

1675 fuchsia
フクシアベゼル


ブレスはリベット、巻き、無垢(ハード)と変遷。リベットは7206。巻きと無垢はミルガウスやエクスプローラー、デイトナなどと同じくシングルロックの7836, 78360である。巻きから無垢(ハードブレス)への切り替えは70年代後半。針の取り付け位置は文字盤から、赤いGMT針、短針、長針、秒針の順、これが後継の16750だと短針、赤いGMT針、長針、秒針の順になる。前者のムーブはCAL.1570(1575)、後者16750はCAL.3075へと変わった。

最後に、これを調べていて痛切に感じたのが、実は後継の16750は狙い目なのではないかということ。特に前期はフチなしで、キャリバーこそ変わったが、外面の変化はほとんどない。痛んだ1675なら、上質な16750こそだ。上のマーク6と7については不思議なことがあって、実は16750のある時期、その文字盤とレタリングが1675のマーク5そっくりなのである。従って、人によってはマーク5は後年の交換ダイアルという人もいる。だが、16750の文字盤は足の取り付け位置が1675とは違うので、これは謎。

で、この記事のきっかけになった亡き裕次郎さんの1675はマーク何かと言うと、あの時はそんな目で見ていなかったのでわからない。あの突然の対面で、もし「ほぉー、マーク2か」などと呟いたら、それこそ本物のヴィンテージ野郎だろうが、私は真っ平ごめんだ。あのとき、ガラスのショーケースを前にして私は、まだ貧しかった戦後すぐの日本で人々に夢と勇気を与えたスターが愛した時計のオーラを一身に浴び立ち尽くしていたのだ。だが、まあせっかくだから書いておくか・・・。マーク1だ(笑)。


GMTマスター1675についてはここまで。私自身の備忘録とこれからヴィンテージに興味を持つ人の一助として。

1675-11.jpg

ヴィンテージはいい

実は私は今年に入ってからは完全なヴィンテージ好きに変貌している。70~80年代のチュードルのサブマリーナを3つほど購入し、夏前には念願のロレサブ5513を手に入れた。この5513は非常にすばらしく、ため息が出るほどである。まあ一目惚れと言って良い。情けなくもあるが、この歳(53)になって人間の女性(にょしょう)に惚れるよりはマシであろうと自分に言い聞かせている。どのぐらい気に入ったかと言うと、この夏一度も戸外で使わなかったほど箱入り娘化していた。私は汗かきであるし、夏は突然のゲリラ豪雨もある。それは酷であるゆえ、過保護に事務所の中でしか使わず、仕事の合間に眺めてはため息をつく。目元も口元もだらしくなく緩んでいたはずである。それでニヤニヤしながらセーム皮でフキフキしているのだ。82年製。フチ無しとしてはほぼ最終。私は焼けの強い個体は好きではなく、これもやや焼け程度。針にはサビも出ているが気にしない。ケースに傷多数だが気にしない。ブレスもやや緩いが気にしない。惚れた弱みとはこのこと。参ったな。

チュードルの94010黒。デイト無しのサブ。これも良い。チュードルにしては文字盤に痛みがなく、とてもきれいな個体。大体イカとかタコとかネーミングが悪過ぎるのだ。誰だ、こんなセンスの無い名前を付けたのは。海外ではスノーフレークである。雪片、雪の欠片であるよ。何と美しいネーミングであることか。だが、正直に書こう。どこをどう見ても私には雪のカケラには見えず、イカの頭にしか見えない。

これはアメリカから個人輸入した。賭けであった。ご存知のようにヤフオクのチューサブなどほとんどがパチ。はっきり書くことは控えるが、本物とわざわざ銘打って売られているチュードルサブの偽物も出品されている。私は結構な時間をかけて調べた。チューサブのフェイクはガワでそれと分かる物が多い。また危険なシリアルというものがある。乗せ換え、リダン、社外品、何でも有り、だからこそ選びがいもある。

これらをきっかけにヴィンテージの扉が開いてしまったようで、シード1665が欲しくなり、1016も欲しくなり、それどころか、オメガやブライトリングのヴィンテージにも目移りが。まずいな。昔、某ブロガーさんに「オイパペさんはヴィンテージに向いている」などと指摘されたが大当たり。こうやって泥沼にずぶずぶと浸かっていくのであろうか。いや参った。

ヴィンテージの魅力とは、前にも書いたがやはり経年変化による世界にふたつとない個体であること。そこで自分の感性が問われること。確かに若い時に入手した時計と30年もの歳月をともに過ごし、ともに変化(劣化)していくことこそが大道であろう。だが、突っ走る3年はだらだらの30年よりも濃密なはずだと信じたい。などとええかっこうしーなことをたまには書いておく。今回法人を立ち上げてわかったことがある。私は自分をかなりの年配者だと思っていたが、このブログの読者はどう若目に見繕っても、おそらく平均40代、もしかしたらそれ以上の、その、まあ何と書けば良いか…、平たく書けばおっさんばかりだった。だが皆の衆、ヴィンテージをスタートするにはまだ遅くはない。4桁には、5桁にも6桁にも無い魅力がある。ロレックスは経年変化を否定し、最早そうならない時計を作っているので、ヴィンテージと呼ばれる時計は4桁で終わる。その4桁の多くは、あと何年かで時計としての機能を失う。我々と似ているではないか(深読みしない)。だが、40, 50, 60, まだ遅くない。

5桁6桁の時計はほぼ数値化されている。114270の高年式なら40万円台後半、少し古ければ40万円前後。だがヴィンテージは違う。横並びで数値化はできない。その時計にいくらの値段がついていようとも、それは他人の付けた価格だと言い切れる。何度も書くが、その人自身の感性と美意識が問われるのだ。そこが面白く、そしてシビアなところ。それもひとつの道ではないだろうか。

今回の記事は別に法人でのヴィンテージ強化とかではない。あくまで個人的な領域の話。私の中ではそこはきちんとした境界線があるので、これからもそこははっきりと区別して書いていくつもりである。皆の衆、まだ遅くない。遅くはないが良い個体は年々減っている。行くなら急ぐべし!そして覚悟すべし。たぶん道は険しい。だが、たぶんその道は楽しい。

【追記】
と書いてアップした数時間後のド真夜中、ルンルン♪と5513の竜頭を巻いていたらバチっという手ごたえとともに時計が不動に。うわ!ゼンマイ切れだ。日ロレに持っていったら針交換間違い無し。道は険し、厄介なるかなヴィンテージ。涙、涙。いや、マジで悲しいぞ、これ。

チュードル&ロレックスサブマリーナ

裕次郎のGMTマスター

先週末は仕事で北海道へ。ここは時計について書くところであって旅ブログではないので、北海道について書いたりはしないが、仕事の合間に小樽にある石原裕次郎さんの記念館に行き、彼が愛用したGMTマスター1675を直に見てきたので少しだけそのことを。

私にとって裕次郎さんは小学生の頃に欠かさず観ていた「太陽にほえろ」のボスのイメージが強いが、上の世代にとってはそれ以上の存在であることは間違いない。まさに戦後のどん底にあった人々の夢と憧れのスター。若々しくて格好良く、彼の映画を観るとそれがよくわかる。演技も下手、歌も下手。だがやっぱり戦後の昭和を代表するスーパースターである。

それがあるという情報を知らずに訪問したので、唐突にショーケースの1675と対面したときは少なからず感動した。周りに人はおらず私だけ、一体何分間眺めていただろう。ガラスを挟んで20cmぐらいの距離。他にも金無垢のGMT(茶)、ホイヤー、ルクルト、チェリーニなど複数の時計が展示してあったが、やはり私の眼はPEPSIに釘付けとなった。残念ながら撮影禁止だったので写真はない。

文字盤はマット。ミラーではない。そしてヒラメでもなく小針でもないので、おそらくは1960年代後半製造の1675だと推測。ブレスはリベット。文字盤とインデックスのトリチウムはとてもきれいだが、ガワはたいへん使い込まれており、彼が愛した軌跡が伺いしれる。一度出口まで行って、ここが今月で閉館になることを思い出し、最後の見納めにともう一度GMTの元へと戻った。

パネルに記してあったまき子さん(ご夫人)の言葉が実に感動的だったので記憶をたどって書く。「もしも私がもうすぐ死ぬということになったら、そしてもしあの世にも男と女の世界があるのなら、私はどんなことをしてもあなたを探し出します。私の思慕はそれほどまでに深いのです。裕さん、もう一度あなたに会いたい。そしてあなたを抱きしめてあげたい」。多少文言は違えど、そのようなことが書かれてあった。

女房を愛し、仲間を愛し、海を愛し、そして映画を愛した男。若くして亡くなった。そんな男のロレックスGMTマスター。記念館を出ると脇のヨットハーバーでは海と空が青く、きらきらと輝いていた。海のような空と、空のような海だ。何とも言えない気持ちを抱きながら、駅までの海沿いの道を私は歩いたのだが、その気持ちをうまく言葉にするのはとても難しい。豪華な調度品、外車、きらびやかな衣装、栄光のトロフィー、そしてロレックス。それらが残され、愛する人も今生に残され、本人だけがいないのに、外に広がる景色の何と美しく、そして残酷なことか。確かに生きてなんぼである。だがその残酷さも結局のところ、生まれてきた者はすべていずれは死ぬのだという事実によってのみ救われるのだとしか思えない。主がいなくなり自らも時を刻むことをやめたPEPSIの青と赤の残像は当分我が脳裏から消えそうもなく…。

営業時間変更と明日のお知らせ

スタートしたばかりで恐縮だが、営業時間を変更させてもらうことにした。店長が大わらわ。明日からは昼の12時にオープンし、終業は当初通りの19時となる。午前中は工房への持ち込みやホームページの更新、商品写真の撮影、帳簿整理などに集中させていただくこととした。

普段店舗には独りしかいないので、2件目の電話に出られなかったり、メールの返事に時間がかかったりなどのご不便をおかけすることもあろうがご容赦頂ければ幸いである。

明日の金曜日、第二弾の商品をアップ予定。大事にしてきた私の手持ちから。在庫が少ないので泣く泣く。大切に使っていただける人の手に渡るとうれしい。少しくどいが下取り歓迎、いや正直に書くと熱望である(笑)。

ホームページのアップは昼過ぎの予定。

お礼

まずは開業の初日が終わった。ありがたいことにオープンした直後にHOLDとなり、今は下取り品の到着を待っているところ。5名もの方にキャンセル待ちをしていただいている状況。ありがたくも申し訳ない気持ち。また今日はたくさんのお電話やメールをいただいたようで、ようやく顔を出せた昼過ぎには初の来訪者にお会いすることができ、短いながらも楽しい会話をさせていただいた。まだ展示品がほとんどなくて申し訳ないことであった。これから在庫も増やして楽しんでいただけるように努力したいと思う。

実はここ数か月、ブログを読んでいただいている方々から私個人へのありがたい商品提供の申し出やご紹介をいただいていた。そのいくつかは喉から手が出るほど欲しかったのだが、それはやはり開業を控えて在庫が少ないからであり、さすがにそこで入手させていただいた時計を法人で売りに出すのは失礼だと考えて辞退していた。コメント欄を閉鎖しているため、きちんとお伝えできなかったので、この場を借りてお申し出へのお礼とお詫びを申し上げたい。そして改めて下取り&買い取り歓迎。

過去に10本ほど個人輸入したことで、今回のビジネスでもそれが活き、今もいくつかの仕入れについて海外と交渉中であるが、それはまた追い追いと。一両日中に第二弾を予定。

今日は、ご訪問いただいた方からは直接、他にも電話やメールを通じてこのブログについて過分なお言葉を頂戴した。実は、このブログはもうやめて今後はHP一本鎗でと昨夜までは考えていたのだが、お褒めの言葉のお蔭で気分がアゲアゲになったこともあり(単細胞!)、これまで通り私個人の時計についての記事と、法人の時計に関する記事の両方を兼ねて継続させてもらう予定である。時計をビジネスにしようが、やはり私は一個人としての時計好きなのだ。そして継続は力なり。引き続きよろしくお願いする次第。今日はこのあたりで。本日はありがとうございました。

ビジネススタートのお知らせ

予告した通り、時計のバイセル(buy & sell)を行うこととなった。昨年長く勤めた会社を辞めて独立したときから考えていたことで、それで食べていくといった大それた構想は持っていない。あくまで今も継続してやっている本業の脇でしかできない。当初は個人でネットを使ってソロリソロリやってみようと思ったのだが、色々な経緯があって結果的には現物を見てもらうためのスペースを確保し、人も雇い、もちろん古物許可証も取得して臨むことになった。場所は東京の千代田区神保町である。が、私は毎日はいない。

スタート時はセールで安く出すが、安売り競争に参入の意思はなく、地味にかつ堅実にやっていくし、資金が尽きたらあっさりとやめるということを決めており、それはメインバンクにも伝えてある。前に時計にだって道はあるに違いないと書いた。私も大好き、皆も大好きな時計のやり取りを通じて多くの人と良い関係を築いていきたいと思っている。オープンは10/4の火曜日。当面は私の手持ちもいくつか放出するので、良いモノが出る(と書いておく)。最初の2~3個は相場より安く出すので、どうか大事な逸品を下取りさせてもらいたいと、ここで営業しておく。

単に売り買いだけではなく、メンテも含めて時計との付き合い方を深めていきたいと考え、いくつかの工房をあたり、提携していただくことになった。機械技術の面で私は素人だが、そこは安心していただける体制が出来つつある。時計のメンテの持ち込みも歓迎する。

ビジネスであってボランティアではない。当たり前のことだが利益を求める。その利益で最低限に抑えた固定費を賄えれば、次の仕入れへの投資となり、より良い商材入手への道となる。利益と顧客の満足度のバランスは、どっちにブレても仕事としては失敗するだろう。誠意や良心は決して失わずに、それでも事業として存続させていくことが当面の目標である。

少ない資金は時計に回したいので、拙いながら自力でHPを立ちあげた。古物免許も司法書士には任せず、この暑かった夏に何度も警察署や各役所に足を運んで取得した。スペース(店舗)は当然狭い。千代田区という都心のど真ん中で10万円以下の物件にたどり着くのに、数えきれない数の物件当たった。まったく激ヤセの2016年夏。安い代わりにそこはある会社の一室間借りゆえ、18時以降と土日は表からは入れないという不便さ。隣室の話し声が漏れ聞こえてくる壁の薄さ。これも最初は仕方ない。ショーケースもオンボロ中古、PCは自前。それでも開業前に資金の多くがすでに無くなった(笑)。

忘れていた。屋号は「ウォッチ・ザ・ウォッチ」。場所は古書街が近い東京は神田神保町、日月は休み。火から土曜日の10:30~19:00。事前にメールで連絡をもらって都合がつけば私も駈け付けるようにする。時計好きたちと会えるのがとても楽しみである。同時に、多くの良質な時計たちと出会えるのもまた楽しみ。普段は店長さんが店にいるのでこちらもよろしくお願いしたい。

ウォッチ・ザ・ウォッチ

最初のブツは年々希少になりつつあるエルプリデイトナとした。U番トリチウム白ギャラ付き。ピカピカのワンオーナー物をオープン記念として相場よりもかなり安く、120を切って出す。自分で言うのも何だが、程度が良いのでお買い得。まあ最初なので。上記リンク先のHPは明日の10時30には公開できる予定。

では、この船が何とか沈まぬよう私もがんばり、ここを時計好きの人たちのひとつの拠点としていきたく、みなさんにもご協力いただければ幸いである。よろしくお願いします。オイパペ
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