同じ阿呆なら

久々に新着情報を。珍しくクォークさんに旧エクスプローラーⅠ114270のGシリアルがアップされた。ギャラを見ると国内正規品。価格はまあまあの538,000円。このシリアルはなかなか出てこないのでそこそこおすすめ。しっかりと仕上げてくるショップなので、たぶん目立つような傷はないと思われるが、未研磨にこだわる人はどうだろうか。

過日のジャックさんの44万円台が記憶に新しく、たぶん時間をかけて探せば旧エクワンのGやランダムを50万円以下でも入手する機会はあるだろうが、ある程度年を取るとそんなに悠長なことも言ってられず、射程に入れていた人にとってはいい機会かと思われる。確かに、かつては30万円前後で新品が買えた時代を知るだけに、中古で50万円というのは何とも高く感じることは否めないが、希少シリアル好きはそんなことを言ってはいけない(笑)。

私は同じG番を友人から譲ってもらうべく500円玉貯金を進めているので、当然私が今回この時計を買うことはない。

実際に最終シリアルを集めまくった経験から書くと、そのシリアルは自己満足以外にはほとんど何も与えてくれない。だが、やもすれば否定的に捉えられがちなこの自己満足というのは、結構大事な人間の感情ではないかと思っている。それが自己の行為を正当化するニュアンスを含んでいることは認識の上で書いているのだが。

自己満足、ジコマン。どちらかというと実社会では否定的に捉えられることの多い言葉だが、よくよく考えてみると、結局のところ人は自分を満足させんがためにがんばって生きているのであり、それを否定するとキレイごとしか残らない気がする。そもそもロレックスの購入など、究極的なまでの自己満足の世界。人がロレックスを買うという行為の動機から、ジコマンを除いたら一体そこに何が残るだろうか。私には何も残らない気がする。もし私が自己満足という感情が欠如したままロレックスを10本も買うならば、その行為の無意味さと虚しさから無明の闇に落ちていく気すらする。

理屈抜きに欲しいから買う。それでよいのではないか。とても明瞭である。自分へのご褒美などという、どこか胡散臭い言葉よりはよっぽど私にはしっくり来る。

何度も書いてきたことをまた書く。そもそも時間を知る道具にうん十万円を投資していることで、一般人から見れば、もうみんな酔狂の阿呆の世界。30万円ならセーフで、50万円ならアウトということではないし、100万円の時計も200万円の時計ももう同じ次元の世界だと思っている。全員アウト。同じ阿呆ならとことん踊ればいいかと。

私はシードのV番を150万円で買う者を決して笑わないし馬鹿にもしない。おお兄弟!と肩を抱き、一緒に阿波踊りの輪に入って踊るだけだ。そこではデイトナもシードもGMTも踊っている。この青いダイヤルが紫にとか、cal.3186がどうとか、マーク1ダイヤルがどうとか、最終シリアルがどうとか、そんな阿呆たちのお祭り騒ぎ。そんなイメージ。踊らにゃ損損♫ スチャラカチャン♪

だが当然のことながら人生は祭りだけではない。私たちは同時にシビアでリアルな世界の住人でもあり、それぞれがそこで何をなし得るか。そういうことだと今は思っている。

ということで、114270のとっても希少なG品番、おひとついかがでしょう? ⇒114270G番日本正規品
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