6本目は14060M サブマリーナ・ノンデイト

4本目の旧エクスプローラー114270と5本目のシードゥエラー16600を入手して困ったことが起きてしまった。これらの保護シールを剥がす気がどうしても起きないのである。希少な最終品番物を初めて手に入れ、勿体無いというよりも、保護シールを剥がして、すべての時計を使いまわす必要を感じないというか。

じゃあなぜ買ったのかと問われると、それは欲しかったからであり、今も後悔などまったくしていない。そして、今ここで書いていても何の矛盾は感じてはいない。

おそらく使ってナンボのロレックスという考え方の人には受け入れてもらえないのであろうが、逆にむしろ7本8本と複数のロレックスを持って、それらをすべて日常で使いまわすことのほうが、少なくとも自分は性に合わない気がしている。自身がコレクター気質であることは間違いなく、おそらく実用品以上の何かを時計に求めているのだろうが、まだロレ歴も浅く、自分でもよくわかってはいない。そのことを追究したいからこそ、このブログを始めたともいえる。その時には言葉にならない内なる衝動や情熱を、後から言語化することは大事なことだと思っているからだ。

ということで、いきなりスポロレ2本は保護シールをつけたままストックされてしまったのである。さらには最初のエアキングと日本限定のオイスターパーペチュアル116000もタンスの肥やしとなったため、稼働はオイパペの116034のみ。

6本目、これでしばらく打ち止めということになるのだが、気軽に普段使いできるように(我ながら苦笑)、希少でも何でもないモデルを購入。サブマリーナ・ノンデイト14060Mである。これはシードを(とりあえずは)普段使いしないと決めたゆえの選択。

サブマリーナ・ノンデイト14060Mを購入したのは、ちょうど一年前の今頃。程度の良い中古Gシリアルを35万円で手に入れた。あえて中古狙い。ファーストオーナーは正規ショップである銀座のレキシアで購入している。その値段は円安が続いてロレックスの価格が高騰している2013年の今の感覚からすればとても安価で、それ以前の5本も含めて、2011年の9月から、2012年の4月に立て続けに6本購入というのは、無謀ではありながらも感覚的にはいい時期に集中的に購入することができてラッキーだったといえる。今は異常に高くなりすぎて、以前ほどの買う気は失せている。

結果的にこの時計は自分のメインウォッチとなり、ガンガン使うことになった。ロレックスの本当の良さはこの時計が教えてくれた気がする。去年の3月から約1年という歳月をこの時計と(たまにオイパペ116034)過ごしたことになり、ああ時計とともに生き、時を刻むとはこういうことかと実感。まさしく使ってナンボのロレックスだ。でも仕舞ってナンボのロレックスでもあるのだ。

エアキングに始まり、オイパペ2本、エク1、シード、そしてサブと、この6本で、とりあえず怒涛のロレ買いは一旦はおさまったのであった。購入金額として290万円ぐらい。車一台分ぐらいの感覚か。それが高いか、安いかと言えば、そりゃ高い。高いに決まっている。だが、車も手放し、好きだった馬券もそれほど買わなくなり、他にあまり贅沢をしないがゆえに、少なくとも今は許せる。

この6本から何かが始まった。周りにロレックスを身につけている人は多いが、総じて彼らはロレックスへのこだわりなどは持っておらず、とりあえず時計はロレックスという人が多い。彼らは最新のものに買い替えることはあっても6本ものロレックスは買わないし、ストックすることもない。彼らは時計だけではなく、身につけるものや車もそれなりに高級品でかためている。いわゆるステータスとして。それぞれの人生において、ロレックスが持つステータスを必要とする人々だ。そのこと自体は何も間違ってはいない。ブランドとはそういうものだ。

だが、私はどうも彼らとは違う。ファッションやブランド品にはほとんど関心がなく、車も所有しない。仕事でもスーツではなく普段着。飛行機が嫌いなので海外旅行にも行かないし、株や先物にも手を出さない。ステータスを必要としない私が何ゆえにロレックスにはまったのか、なかなか言葉にするのは難しく、それは不器用で無様で愚かしく、そして純粋な思いである。

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在りし日のサブマリーナ・ノンデイト14060M
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