古き良き時代の最強時計

今日はシードゥエラー16600について。この時計は最高である。いろいろと買ってきたが、これほど満足度の高い時計はない。少なくとも私にとっては。

シードゥエラーはちょっと他とはモノが違う。だが、その“どう違うか”を文章で表現するのはとても難しい。

シード以外では、これまで私はGMTマスターⅡ、エアキング、サブノンデイト、旧エクスプローラーⅠ、オイスターパーペチュアルなどを所有してきたが、それらはどれもがシンプルで重量も軽く、装着していることをあまり感じさせない大きさとサイズを持つ。基本的に私はそういう時計が好みであり、デカい時計は苦手。エクスプローラーⅠなどは新旧でたった3mm違いなのに、私は断然旧型派である。34mmのエアキングもつけていて小さ過ぎるなど思ったことは一度もなく、実際5桁エアキングは今でも欲しいモデルのひとつである。

それでも、いくつも所有する時計の中で、最もゴツいシードを日々愛用しているという、この矛盾をどう説明すればよいのだろうか。その表現し難い部分が、すなわち私にとってのシードの魅力なのであるが。

先ほどデカい時計は好きではないと書いた。そう、イメージとは違って、シードはサイズ径だけだと40mmを切っているので決してデカい時計ではない。ただ厚みが上に挙げたモデルとは違う。重くて分厚い。それらは私の腕でしっかりと主張する。俺はシードゥエラーだと。しかも最高にして絶妙のバランスで。

だが、その重さにしても、実は現行のサブデイト116610LNよりもシードは軽いのだ。知り合いが現行のサブデイトを持っていて計らせてもらったので間違いない。しかも、どうひいき目に見ても作りの良さや質感はそちらのほうが上である。更に言えば、ご承知のように、この上にはディープシーという、よりハイスペックなモデルがあり、サイズも重量も厚みもスーパー横綱級である。

5桁から6桁へと移行したスポロレの最大の違いは、大きく派手になったこと、より作りがしっかり質実剛健になったことだと認識しており、逆にいえば5桁までのロレックスにはどこかチャチさというか軽さがあったと思う。そういう意味では、シードはあくまでも古き良き5桁時代におけるハイスペック機種であり、当時は最も武骨で男っぽい時計だったものの、今となっては、もはや時代遅れの時計なのであろう。

ロレックスは進化したのだ。それは造りだけではなく、ここで何度も書いてきたように戦略的にも。21世紀に比喩的な意味で世界の地図は変わる。そのためにロレックスは変わっていこうとしているのだ。よりデカく華美に。よりハイスペックに、より豪華に。そしてより高価に。

結局のところ、進化を目指すロレックスというブランドを追いかけることをやめた私自身のスタンスと時代遅れのシードゥエラーに、無意識レベルでの相関関係がありそうだが、それがただのこじつけなのかどうかは、またゆっくりと検証していきたい。何度も書いてきたように、もし自分が今20代か30代だったならば、現行を追いかけたに違いない。だが、もう50の大台に乗ったので、ここまできたら、古くとも良き時代だった5桁ロレックスを愛用していけばいいかと。遅れてきたロレックス愛好者として。そんな私にとって最強のロレックスがシードゥエラー16600なのかなというのが今日の結論。

補足を最後に。私は職場でスーツを着用しない。夏はジーンズにシャツ、冬はその上にパーカーを着て仕事をしており、早い話が常にラフな恰好でいるのと、気持ちは若く持ち仕事もまだまだアグレッシブでいたいので、今はドレス系よりもスポロレ。もし大金持ちになったら、違うブランドへ行く(なれないだろうが)。ロレックスは地を這うワーカーのための最強時計だと思っているので。シードを励みに今年もがんばりたい。明日も明後日も仕事である。

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