16610LVランダムシリアル

2012年の3月に14060Mを購入してからは、基本的にはそれを使い、たまに気が向けばオイパペの116034とエアキング114234を使う日が続いた。どれもがノンデイト。時計にデイト表示はあってもいいが、無くても問題はない。朝起きて、その日が何日であるかは、ものすごく意識するほうなので、日付を時計で確認することはほとんどない。

桜の季節になり、GWが過ぎて梅雨になり、やがて酷暑の夏が来て、それらの日々の時間をロレックスとともに刻むことは決して大げさではなく幸せなことであった。帰宅してからは、まずはティッシュで裏蓋とブレスの汗を取り、セーム皮で拭く。そして決まった場所に置くことが一日の終わりを意味した。大事にはしたが傷は気にしない。

帰宅は24時、就寝はだいたい26時頃、その間の2時間はPCで時計の新着情報をチェックすることが日課(晩課)となった。

最もこだわりなく購入した14060Mを最も頻繁に使用したことは皮肉ではあったが、この個体は非常に優秀で、日本正規店には特別に確かなブツが卸されているという都市伝説は事実なのではないかと思ったほどだ。

秋口までの数か月、たまに並行店に見に行ったり、ネットで知識を得たりしてはいたが、それなりに購入欲というのは落ち着いていた。ひとつには、次なる関心がGMTマスター2(16710)のM番という無い物ねだりだったこともある。この時計については随分と熱心に調べて、とても詳しくなっていたのだが、2007年絶版モデルでまったく市場には出て来ないため、さすがにこれは無理だろうとあきらめていた。

他ではまあ当然の帰結というか、廃番となった旧グリーンサブについても熱心に調べた。希少なのは、ビッグスイス、ファット4のライムベゼルというやつであるが、結構出回っていたために、それほど希少性を感じることはなかったし、ライムベゼルの黄色がかったカラーがあまり好きになれなかったことで、それならばGかランダムの最終が出てくれば欲しいかなあと。まあその程度であった。実物を見るまでは。

そうしたら発見してしまったのだ。昨年の晩秋のある日。たぶん新着情報を見逃していたのだと思う。中野の並行店のHPに相場よりも高い16610LVの新品がほぼ定価と変わらない値段で何気に掲載されていて、オッと思ったのだ。この価格はVシリアル以前ではありえない。電話したら案の定ランダムとのこと。いくら何でも高いよと思うも、その足でショップを訪問して実物を手に取ったらもう駄目。その綺麗さにやられてしまった。

いつかGMTマスター2のMシリアルが出たとき用にと、苦行ともいえる500円貯金を春から始めていて、それなりにたまっていた金を予定外のこの時計に費やしたことになる。とてもきれいな時計である。ドットも大きくて視認性は抜群だし、カラーがとても個性的。だから後悔はなどはしてしないが、それでも8ヶ月ぶりとなるこの購入は自分でも魔法にかかったかのようで、今でもこの時計を眺めるたびに苦笑いをする。ロレックスの道はどこまで続き、そして一体自分はどこへ行くのだろうかと。

16610LV-2.jpg


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