ロレックス大全

ゴールデンウィーク後半は少々体調を崩していて、ほとんど家にいたのだが、その間に読んだのが表題の本。岡田修一郎さんという方が書いた「ロレックス社非公認 ロレックス大全」。この本の評判の良さはしばしばネットで目にしていたのだが、残念ながら今は絶版、仕方なくamazonのマーケットプレイスで注文した。定価の3倍以上の価格だが、それ以上の価値が、少なくとも私にはあった。

基本的には4桁モデルの解説なのだが、中味はサイコーである。サイコー。話し言葉で書かれているために、まるで横で解説してもらっているみたいに読める。「困ったね」が随所に出てくるところが可笑しい。

この本で4桁の真贋がわかるわけではない。ただ、私の少し暗いかった部屋の窓がひとつ開いて明るくなった気がする。要するにわからないのだということがわかったというか、いや、この人ぐらいになると高いレベルでの判定は可能なのだろうが、それでも最後の最後はわからないから、「困ったね」が出てくる。フフフフフと楽しく、発熱しているのも忘れて読みふけった。

特にDAYTONA表記なしの文字盤が、後に大量の偽ポールニューマンの書き換えの餌食になった話はなるほど~と。赤シードや赤サブも同様。そのページに、その後に書いてあることはこれからも胸に刻んでおきたい内容であった。そういうのをひっくるめた世界なのだなと。

圧倒的にページが割かれているのは、やはりサブマリーナ。それにしても古いサブは何でこんなに格好いいのだろう。そして何十年という歳月をともに過ごしたこんな時計を所有するということはどんなに幸せなことだろうとも思う。そのことと、高騰したこれらを今買うことはまた違うこと。少なくとも私は乗り遅れたと自覚している。

中古本とはいえ、さすがに人様の著作を無断で転載はしたくないので、ここまでにしておく。

この本は4桁に留まらず、ロレ好きは一度は読んで損はない。決して短くはないロレックスが歩んだ軌跡を垣間見ることができるし、当時の貴重な広告や箱、ブレスの記述も読める。そして何よりも読んでいて楽しい。それはきっとこの著者が真に時計を好きだからではないかなと。それが伝わってくる良書。返す返すも絶版が残念である。


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