つらつら考えると

最近の中では、といってももう何日も前のことだが、おおっ!と思ったのはJFKさんの114270のG番。こういうのは持っているのにオーダーしたくなるから困る。Gの後はやはり0から始まったのか気になって電話で訊こうかとも一瞬思ったが、迷惑な客だろうなと自制。G3~とか発見したらたぶん欲しくなるだろうが、こうなるともうリアルな時計ではなく概念の世界だなとつくづく思う。だが時計にうん十万円の世界は、もう実体だけで説明をつけることは不可能な世界であることもまた確か。どういう動機だろうとそれは人それぞれだし、だからおもしろいのだともいえる。

ここしばらく新しいロレを買っていないのは、ばくち打ちの感覚から、当分はケンと決めていたため。損得で時計趣味をやっているわけではないが、納得のいかない価格で買うほど裕福ななわけでもなく、渦中から離れると、こんな価格になっても買う人いるの?と、ONMAXさんの古いGMT16710が80前後で売られているのをみているとそう思わざるを得ない。U番のエルプリデイトナが150万???純粋にすごいなあと感心するが、すごいのは値付けではなく人間の欲望、強靭であるといってもいい。ロレ歴たった数年、未熟者の私は今回初めて体験した平成ロレバブル(と私は名付けた)で、とても多くのことを学ばせてもらった。

さて、価格はそろそろピークかと。高止まりするのか、下がるのかはわからないが、そろそろ価格は限界に来ているのではないか。バブルのときとは違って、景気の高揚感などどこにもない状況での異常な値上がり。これ以上は市場も嫌気が差すはずとみた。

休日の銀座を歩いていると、よその国の言語が飛び交い、潮目が明らかに変わったことを実感させられる。そういった新しい流れ(顧客)に向けて発売される新製品の価格はどんどん高くなっていき、良くも悪くもロレックスというブランドも変化していって、私が憧れる時計メーカーではなくなっていくのだろうから、だったら今の手持ち5桁を愛好していればいいかなというのが正直な気持ち。最近のロレックスの施すデザインと目指す方向に共感が持てないということは何度もここで書いてきたが、そのことは突き詰めると、ロレックスという今のブランドを愛しているのではなく、かつてこのブランドから発売された時計を愛好しているのだということに気付く。この自覚は確かな変化として自分の胸に刻んでおきたい。
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