今はまだ、

前から何度も書いてきたように、私は希少好きである。それに大した意味があるかと問われれば(誰からも質問されたことはないが)、大した意味はないけど小さな意味はあると答える。それは、希少好きはあまり頻繁に売り買いしないで済むということ。ロレックスという病に罹った者は、私もご多聞に漏れずそうだったが、かなりの確率ですぐに新しいモノに目移りがしてしまう。ガンガン買えれば問題はないのだが、資金に限りがあるゆえ、仕方なく手持ちを下取りに出しての売り買い(バイセル)を繰り返すことになってしまい、やがては息切れしてしまう。

私が所有するいくつかの時計は、時計そのものはいつどこででも入手可能なものだが、シリアルだ、文字盤だにこだわると、ほぼ入手不可能なブツが多く、それだけが理由ではないが、激しい売り買いの歯止めになってくれていることは事実である。一度手放したら、一体いつ、いくらで入手できるかわからない。不純であろうとも、私はそれでよかったと思っている。こういう最後の最も細かいところへの拘りではなく、漠然としたロレックスファンだったら、私は何十回という売り買いを繰り返してしまった気がする。

資金がじゅうぶんにあるなら何十回でも買い換えればいいし、金はあまりないとか、プレ値は嫌いだとかいう人はそうすればいいし、ようやく購入した一本を終生大事にすることも素敵だ。つまりみんな好きにすればよい、ということは何度も書いてきた。その考えは今もこれからも変わらない。私に関してだけ言えば、大して金もないのだから、希少好きであるがゆえに、売り買いに歯止めがかかったことは幸いだったと書いているだけのこと。それほど深い意味はない。

ブログで手持ち時計を公表しなくなったが、今は売るつもりはない時計ばかり残った。だから、ここ数日JFKさんやONOMAXさんで旧緑サブのFLAT4が出てきているが、、もしあれらを欲しいと思ったら全額をゲンナマで用意せねばならず、それはまあ自然で当たり前なことなのだが、商品の価格が不自然でなかなか手を出しづらい。と言いつつ、私はこういうバカバカしさが嫌いではないから、時計好きを続けていたりもする。BIG SWISSとかFLAT4とか。それにしても旧グリーンサブの初期はとうとう百万円を超えてしまったか。ハハハ。高いな。で、、、私がもし狙うならY番初期だな(笑)。

何度も書くが、正しいとか間違いとかそういう観点ではなく、数が少ないものの値段が上がるというのはわかる。だが、何でヴィンテージも騰がるのさ?と、これだけは問い詰めたい。60万円ぐらいで買えていた5513が最近では90万円近くになった。まあ現行の値上がりにつられたのと、それらがイマイチ不人気なので、マーケットが4桁や5桁に流れているのはわかるのだが…、などと書くと、そうかそうかオイパペは最近旧グリーンか5513あたりを狙っているのだと思われるだろう。半分は当り。緑を買う気はないけれど、5513 ( or 5512 )のドーム風防は一度は持たないとダメだろう。何がダメなんだよと聞かれたら、よくわからない(笑)。そういうところがまたいい。曖昧なことこの上ない。でも、実際のところ、一度は持たないとダメでしょう?

今日書きたかったのは、その先。だが、だからといって、今はポンポン買いたくないのだ。理由を書くと、今は公私とも忙しい、いや違う、ちょっと色々とあって大変だというのが実際のところ。つまり完全には向き合えていない。時計を買うときは、そのモデルのことを考え、調べ、楽しみながら悩み(ケチくさい!)、時間をかけて買いたい性質(たち)。

次に、90万円近い価格に異議有り。30年、40年も昔の時計はいつ壊れてもおかしくない。だが日ロレでメンテが受けられる保証はないし、そもそも買った時計がガチャモンではない可能性もなくはない(トウシロウにはなかなか見抜けない)、そんなリスクを背負っての90万円はヴィンテージ初心者の私には高い。まして下取り無しの純増ニコニコ現金払い。これでは慎重にならざるを得ない。

最後に、ブツがない。4桁だけはショップさんにお願いできるスジの買い物ではないと思っている。「いいエルプリデイトナが入ったら一報くださいませませ」。これは何も問題はないし、私は紹介してもらったらかなりの確率で買う。逆に言えば、買う気がないのにそういう依頼はしない。だが、ヴィンテージはやはり状態への感覚というものがある。傷やヘタリへの許容も、実物を見ないことには判断できない。だから、こればかりは自分の眼と足で探すしかないと思っているが、今はネットに出ている良質(そうな)5513の絶対数はとても少ない。みんな、もっと持っている時計を手放そうぜ(オマエが言うな)。

今宵、京都では大文字の送り火だったことをネットで知る。まだ暑いが夏は終わろうとしている。今年は長く記憶に残る夏だった(まだ終わっていないけど)。ではまた。
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