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時計の思い出

本日、ショップのHPのトップに掲載したシード16600(すでにHOLD)は1年前の開業時の目玉として用意した懐かしい個体である。HPの左側で店名ロゴと一緒に写っている写真の被写体となった個体でもある。お世話になったありがたい方々を経由して今回戻って来てくれて、そして又旅立っていく。「時計は回るよ、ぐるぐると」である。

そして何を隠そう、この個体は実は過去に私が所有していたものだ。何年前のことだろう。燦燦と太陽の日差しが眩しいであろう地中海はコルシカ島のお店からこの時計はやって来た。向こうのイタリア人はとっても陽気な男で、メールの末尾はいつも「チャオ」。交渉の途中で彼はバカンスに入ってしまったのだが、そこでのきれいな写真を送ってきてくれるような男だった。この時計を思い出す時にはいつも、訪れたことなどないコルシカ島の真っ青な海と白い雲や波頭が脳裏に浮かぶ。おそらくは一生縁がないであろう地中海に浮かぶ島の景観をイメージとして届けてくれたのは「チャオ」の兄ちゃんなのだ。

時計には思い出がいっぱい詰まっている。だが、私に関して書くなら、その思い出の多くは購入時の人とのやり取りやふれあいであることが多い。私は国内外の時計ショップさんからたくさんの良い思い出をもらった。ここで書き表すことなどできないぐらいのお世話にもなった。この年になって時計屋稼業を志したのもそういう思いがベースにあるからだ。

V44シリアルのシードは帰ってきて又すぐに旅立つ。せっかくなので、もう一度書いておく。この時計はコルシカ島からやってきた。地図を見ると地中海のニースやジェノバの南方に位置する海に囲まれた大きな島だ。行ったことはないが、きっと地中海を吹き渡る風は気持ち良く、真っ青な海に太陽の光が反射してきらきらと輝いていていることだろう。楽園のような場所に違いない。この時計はそんな島からやってきた。

16600.jpg
まだコルシカにあった頃「チャオ」が送ってくれた写真

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