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駒カット

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この写真を見て何か気づいてもらえるだろうか?シード16600とチュードルの青サブ79190。そうである、そうである。ピンポン!ピンポン!と、待ち切れないので勝手に話を進める。ともに6時側のブレスが4駒しかない。5桁時代のロレックスのハードブレスは最大5つまでしか減らすことができず、これが細腕のロレ好きを悩ませてきた。手首が細い人の左腕を見ると、大抵は時計本体が手首の出っ張った骨がある向こう側にビロ~ンとだらしなく落ちている。これはみっともないし、ブレスもすぐに伸びる。

そこで駒カットである。これまで自己所有品をOHに出すたびにロレックスのカウンターでもずっとそれを薦められてきた。クラスプが手首の真裏にきた際に時計の文字盤は真上か、やや手前(顔のほう)に向くのが正しいと。6時側が長いと時計は顔のあっち側に行く。以前からシードは4駒にしたものを愛用してきたのだが、今回チュードルの青サブもOH時に駒カットしてもらったのだ。しかも、ややマニアックな話になるのだがオリジナルの巻き9315から無垢に交換しての駒カット。非常に珍しいチュードル78500のブレスなのだ。私はまさか78500が今さら入手出来るなど思ってもみなかった。さすがに日本には在庫がなくスイスからの取り寄せでOHに3ヶ月もかかったのだが、念願のチュードル刻印のハードブレスを入手できたのですっごく嬉しい。ポカ~ンの人も多いだろうが愚にもつかない話題なのでスルーしてもらって構わない。

ところで、駒カットとはリセールを無視した考えでもある。時計市場においてはオリジナルであることが最も重要視されるが、あるべき姿ではなくすという意味において、そして二度と元には戻せないという意味において、駒の切断は間違いなく時計のオリジナリティーを損なう。つまり価値が下がる。従って、売却のことを考えたら大きなマイナスであろうが、私は基本的には時計を手放すことをやめたのであまり気にならないのだ。気にならないどころか、その行為によってより時計を自分の側に引き寄せた気さえする。オイスタージャンキーの彼がサブの裏蓋に OYSTER JUNKY と刻んだのにちょっと近い感覚かもしれない。

いつか時計に興味がなくなったりバカバカしくなったりして手放す時が来るかもしれないが、それまでは出来るだけ手元に置いておきたいと思うようになった。人でも物でも、つながった縁は大事にしたい、年を取ったせいかつくづくそう思う。
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