進む円安とロレックス

円の対ドル為替ががとうとう100円台に乗ってしまった。これはますます逆風である。100円という堤防が決壊してしまったことで、今後さらに円安が進む可能性は高い。高年式の16710を探すべく、この数週間ネットで海外の時計ショップを巡っていたため、この円安の威力は痛切に感じる。100円が110円になるということは、70万円の時計が77万円になるということだ。

この円安に加えて、日本ではロレックス正規品の値上げが控えている。確証はないがまず間違いないだろう。ロレックス社が真に狙っているのは、私のような中途半端な層を除外し、本当の富裕層だけを取り込むことでブランド価値を上げることだろうという気がする。そして多分それは戦略として間違ってはいない。世界の富のほとんどは全人口の上位1%の人々が占めているのだから。

私自身はあまり現行品に興味がないので、新品よりもここ数か月で軒並み値上がったまま高止まりしている中古相場の方が気になっている。ここ2年で3割ぐらい高くなったのではないだろうか。私が所有するサブマリーナ14060MなどはG番やランダムなどの高年式だと50万円弱まで価格が高騰しているが、これは2年前の購入価格よりも10数万円は高い。GMTマスターⅡ16710も10年以上も前のAやP番あたりでも40万円台後半の価格がついているから驚きである。これがさらに上がって、60万円でも超えようものなら、さすがに買うことが馬鹿馬鹿しくもなるだろう。

そういう逆風だらけの状況の中で、今後ロレックスとどう向き合っていくべきか、私を含むロレ好き中間層は問われている。潮目は変わりつつあり、ぼんやりしていると思わぬところに流される。

私はこの趣味を長く続けていきたいと考えている。私の経験上、趣味の最大の敵は“飽きること”である。趣味を趣味として続けていくには、実は結構な努力と創意工夫が必要である。漫然としている人はすぐに飽きる。逆に一気に燃え上がって買い漁る人もまた長くは続かない。資金が続かなかったり息切れしたり。自分のペースが大事。

趣味を長く続けることとは、すなわち自分のリアルな人生と趣味をどこまで並走させられるということでもある。自分の生活のペース、お金、時間…、自分固有の限られた条件の中で趣味と向き合うことは意外と難しい。ましてや外的要因で価格が上がりつつある昨今のロレックス、これは心してかからないと続かない。

私に関しては、まず所有している時計を大事にしながら、できるだけ実店舗にも足を運び、時に買い、時に売り、このブランドに対する知識を高め、感性を磨いていきたいと思う。それは平凡だが、多少自分へ無理を強いる何かであってよいと思っていて、このブログはそういう位置づけでもある。それがロレックスというブランドとの私の今の向き合い方である。もちろん将来のことはわからない。

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