ブレスの着脱、駒調整など

最近はちょっとうれしいことがあって、別に大したことでもないのだが、ブレスの着脱がとてもうまくなってきたのである。今は梅雨時で夏も近く、帰宅してブレスを外すと裏蓋やブレスが汗で濡れていることも多い。なので週に一回ぐらいは洗浄したいとずっと思ってきた。だがラグに横穴のないモデルのブレス着脱はなかなか難しく、慣れるのに結構な時間と回数が必要であった。

前に「旧シードゥエラー16600のブレスを逆付けという記事を書いた頃はまだ下手くそで、結構時間もかかっていたし、傷もつけたりしていたのだが、さすがに何度もトライしている内に慣れてくるもので、最近は楽勝となりつつある。習うより慣れろを地でいったわけである。

外すときはバネ棒のYの部分でバネ棒の出っ張りを下に押し下げ、その際に指、特に人差し指でフラッシュフィットを表側(文字盤の方)から押してバネ棒が片方の穴から少しだけ外れるように力を加える、そのコツがつかめれば簡単である。片側が穴から外れた状態を維持しながら、反対側のバネ棒を同様に外すのである。

問題ははめるときで、最初はこちらの方が難しいのだが、バネ棒をラグの裏側にあてがい、片っ方を指で仮入れしてから、もう一方のまだ出っ張った方のバネ棒をバネ棒外しでカクンとはめ込んで、クイックイッと動かせばパチンとはまる。大事なことは、ラグの裏側にバネ棒をあてがうこと。最初はそれがわからなかった。とまあ書くのは簡単であるが、要は慣れである。私は外すのもはめるのも、それぞれ30秒ぐらいで出来るようになった。セロテープでラグの内側だけでもマスキングすれば傷もつかない。

もっと簡単なのは駒調整。最初に買ったロレックスを丸の内に持ち込んだら2,000円も取られてしまったが、自分でやってみると、その技術料の貨幣価値は100円もない。大楽勝である。ただし普通のマイナスドライバーでやっては絶対に駄目。まずネジをなめる。スポーツ系のオイスターブレスなら1.5か1.6mmぐらいの平らなマイナスドライバーが必要なのだが、できれば専用のドライバーを購入したほうがよい。下記のロレックス専用ドライバーは4,000円近い価格だが、使い心地は感動的なほどである。どれだけ接着剤で固く締められていても、このドライバーなら楽に駒を外せる。マイナスの部分が平らなのがミソ。私は楽天で購入した。上の赤いのがオイスターブレス用、下の青いのがジュビリーブレス用である。

003.jpg

ひとつだけコツを。回しては駄目。時計の駒に限らず、みんなこれでネジ山をなめてしまう。ネジの基本は押し。押すほうが7割、回すほうが3割、この感覚である。

デッドストックは触ることも避けているくせに、いざ普段使いするとこういうことを気にしない自分の感覚は多少不思議であるが、昔中古で買った車もいじりまくったので、私にはそういう癖(へき)があるのだろう。どちらかというとぶきっちょな方であるが、ただ言えることは、楽しいのである。前回アップしたGMTマスターⅡの裏蓋を今週末にでも開けて、この目でcal.3186を確かめてみようと思っている。オイスターケースをである。怖れを知らないというか何というか。
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